大会1日目Bブロック1回戦
26話話一部変更
26・5話目あとがきにて追加
ついに、大会が始まった。
模擬戦として、恵斗と戦ったりした。
出場者はSSSランクの俺
Sランクのアレク、ウェイル、クレア、ユイトAAAランクのアレス、ウィロー、ピータ
AAランクの恵斗、リーナ、レイク、クレノア、バルサ、サーク
Aランクのシーナ、レンジ、ヘルス、アレン
何処ぞの国の騎士団の人
その他、BCDEFGランクの愉快な冒険者達
この大会は、トーナメント制で、A,B,C,D,Eブロックで別れていて、上位3名が本戦に行けるらしい。
俺は、Bブロック。恵斗は、Dブロック。
ユイトって奴は、俺と同じくBブロックだ。
この大会のルールだが、特にルールはないらしい。参加者は死ぬことなく、病院に転送されるそうだ。契約獣は出していい。待合室での戦いはご法度だ。←当たり前だろう。
Bブロック1回戦は、俺とAランカーのレンジだ。ユイトってSランカーだったんだ。Dブロック1回戦は、AAAランカーのピータと、AAランカーのバルサだそうだ。勝敗は、AAAランカーのピータだった。Bブロック1回戦は、相手のレンジの事情により、今からになった。
「手加減はしない」と俺が言った。
「かかって来い」
なら、こちらからいかせてもらおう。
俺は、相手のレンジに本気の殺気をぶつけた。そしたら、相手のレンジがガタガタと震え出した。俺は「さっきかかって来いって言ったよな?覚悟してろよ?」と、言った。
「お前何ぞに負けるか。『アイスボール』」
『ファイヤーボール』ふ、まだだな。所詮Aランカー 俺にとったら雑魚だ。
『ダークエリア』&『アブソリュートゼロ』
「俺は妹の為に此処まで来たんだ。諦める訳にはー」
こいつ、話している途中でダウンした。
そういえば、あいつ。妹がどうたらこうたら言っていたな。後ほど、病室にて聞いてみるか。
「勝者光輝」
26・5話 【レンジの思い】
俺は、"妹"の病気を治す為にギルドに登録し、Aランクまで登りつめた。
俺は、ギルド内の広告を見た。
内容は、大会のことだ。優勝したら、白金貨5枚だということ。俺は絶対に優勝してやる。と思い、大会に出場した。だが、運悪くSSSランクの光輝にあたってしまった。諦める訳には行かない。それが、俺の思いだ。
勝負した結果やはり、病院送りになった。
あの時、言おうとしていたことが、光輝に伝わっていて欲しい。それが、最期の希望だ。
そう考えた時「お前、さっき何か言っていたよな?」
「どうしてここに?」
「そんなことはどうでもいい。妹がどうしたんだ?」
「妹は、病にうなされている。俺は、それを何とかしたい。と思って出場した。それが最期の希望だと考えていた」
あーこんなこと聞いちゃた。少し協力してあげようか。
「そうか。俺に出来ることがあったら、手ェ貸す。そういえば、この大会には、団体戦があるそうだな、俺と一緒に出ないか?金の方は全部やる」
「いいのか?なら、頼むよ……お願いします」
「じゃあな」
彼、光輝はそう言って此処を去って行った。




