無理です逆バリアーさまの青空
たいとるこーる!
落下バグに遭遇したう○こ星人
俺は落ち続けている。
目的地なんてない、ただ落ち続けているだけだ。
抗う術なんてない、ただ落ち続けているだけなのだ。
俺は頭のう○こを守りながら落ち続けている。
上下左右どこを見てもただ青空しか見えない。
未来永劫どうやってもただ落ち続けるしかない。
どうやら俺は世界のバグに遭遇したらしい。
今朝、コンビニエンスストアーに押し入りチョウチンアンコウの叩き売りをしていたとき
「チョウチ○チ○アンコウはいかがですか? パァン、うぎゃーーー!!」
俺はチョウチンアンコウを叩いたときにとんできたヌメヌメで滑り、世界をすり抜けてしまった、で今の状況に陥ったわけだ。うん、意味わからん。
「あっ!?」
手についたチョウチンアンコウのヌメヌメで頭のう○こが滑り始めた。これだけは絶対に守りきらないといけないのに。
う○こ星人にとって頭のう○こを失うことはう○こ星人としての死を意味するからだ。
「ぬめっ」
「くそっ!!」
ヌメヌメ度が高くう○こが飛んでいきそうだ、耐えろ俺の両手、耐えろ俺のう○こ!!
だがしかし、落ち続けているだけなのに、う○こを守る必要が本当にあるのか? いやしかしう○こはう○こ星人の誇り、失うわけには……
いやいや、もうう○こ星人とかどうでもよくないか?
そうだそうだ、ここには誰もいないんだ、ここでは俺がう○こ星人である必要がない、もう放して楽になろうか。
よしっ! う○こを手放そう。
俺はう○こからそっと手を離した。
さようなら俺のう○こ、さらばう○こ星人である誇り
さようならさようなら
「こんにちわ、わしは神じゃ、おぬしを助けに来たぞ」
「うぎゃーーー!!」
虚空から頭がツルピカのじいさんがこんにちわした。
恥ずかしい、俺はう○こ星人なのにう○こを捨てた、そのことを見られたのが恥ずかしすぎる。
くっ、心の臓(う○こ形)が苦しい、これが不名誉の死、いいや恥ずか……死か……
「ちーん……」
「あっ、死んじゃったのう、じゃあ助けなくていっか
ば~いび~~~」
ツルピカのじいさんは虚空に消えていった。
無限に続く青空の中、う○こと恥ずか死したう○こ星人の死体が落ち続けているらしい。
う◯こは守るべき最後のそして唯一の誇り(しいな)




