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無謀! 瞬発力企画2 会場  作者: しいな ここみ
第三回目 『たこやき』
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田尾風香さまのたこやき

今日のおやつはたこやきです。


 ある日の老人ホーム、その日の三時のおやつはたこやきだった。

 だが、中にたこは入っていない。年寄りたちに出すのに、たこなんて噛みにくいものが出るわけがないのだ。だから、それは「たこやき風」のおやつである。


 白い球体の、ネチョネチョした物体。ソースはあるが、青のりも鰹節もない。見た目、美味しそうに見えない。



 そんなおやつが出た時の、とあるAさんの場合。ちなみに、昭和を引きずりまくっている、セクハラ・モラハラ・パワハラ・カスハラなんでもありの、ハラスメントじーさんである。


「なんだ、たこやきか」


 おやつを持っていったときの、つまんなそうな言葉。普段なら「文句言うな」と思うところだが、明らかにマズそうなたこやきのときだけは、「ごめんね」と思う。


 家族が持ってきてくれたばかりの三ツ矢サイダーを一緒に出した。冷たいのを一気飲みしたせいか、腹を下した。



 とあるBさんの場合。この人はたこやきじゃない。

 通常、咀嚼力が落ちているお年寄りに出されるゼリー。しかし、Bさんの場合はご本人の好みでゼリーが提供される。


「せんべいちょうだい」


 これがいつものフレーズ。家族が持ってきた厚い堅焼きのせんべいをボリボリ食べる。咀嚼力は抜群である。



 とあるCさん。

 たこやきを全部食べ終えたあとに、こう言った。


「おいしくなかった。甘いの食べたい」

(さよですか……)


 家族が持ってきてくれたおかしを漁った。残念ながら、甘いのはない。せんべいを持っていった。


「これしかないけど、食べますか?」

「食べる」


 即答した。甘くないのは、どうでもいいらしい。


 ともあれ、たこやきの日は家族が持ってきたお菓子が大活躍である。


――――――――


仕事ネタ。実話です。

ま、まずそう……(^.^;


でもまずそうなたこやきも物語になるものですね(*´艸`*)


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― 新着の感想 ―
感想返信です。 しいなさまへの返信抜けてしまったので、削除して投稿し直してます~(>o<) *しいなここみさま ふつうにまずそうです。 物語というか、実話を書いただけというか……?笑 **戯言士さ…
それ小麦粉とタマゴを焼き固めただけだよね。 タコ以外の具材は入ってるのかいないのか、それが問題だ(・_・;)
おやつには美味しいものを食べたい気持ちも分かります(´ω`) 日々様々なタイプの方々に対処してくれている職業の方々には敬意を。m(_ _)m
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