柴犬さまのお金
タイトルは「ギャンブル」です。
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柴犬
受信日:2026年02月27日 22時32分
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たった十円だった。
老人のホームレスとなった僕は自販機の下に落ちている十円を必死になって拾おうとしていた。
十円と持ち金と合わせれば馬券が買える。
馬券さえ買えば食費になる。
そう思い拾おうとした。
必死になって。
僕の名前は山田正という。
ギャンブルで身を持ち崩した人間だ。
元々はギャンブルなど興味はなかった。
だが職場の先輩からギャンブルを教えて貰いハマった。
最初に大勝ちしたのも原因の一つだ。
勝った金は貯金しようとした。
だが其の前に先輩に囁かれて止めた。
「その金を倍にしたくないか?」
この言葉で勝った金をパチスロで溶かした。
この時からだ。
ギャンブルに夢中になったのは。
纏まった金が入ると全てギャンブルにつぎ込んだ。
競馬にスロットやパチンコ。
など程々にやり最後にはボートで全財産を失った。
両親の遺産は全て溶かした。
今では生活費に事欠く有り様。
親戚に頭を下げ金を借り今度こそ真っ当な生活を送ろうした。
何度も。
そのたびに眼前に先輩が現れ僕に囁いた。
「その金を倍にしたくないか?」
等と。
そうして気が付けば数十年たった。
仕事は横領でクビになり財産はなく無一文になった。
今は此の通りの有り様だ。
ホームレス。
今の僕はそう呼ばれる立場だった。
今の状況を抜け出すには金が要る。
だから十円を拾う。
「その金を倍にしたくないか?」
今は亡き先輩が十円を拾った僕に囁く。
その囁きに従い僕は馬券を買いに行った。
わぁ……。中盤まで私のことだ(*´∀`*)
そして後半は私の未来……
※コピペは本文のみを全文コピーします。タイトルは本文に入れてください。今回だけ特別に件名からコピーしました。また、お題ワードは『お金』です。『金』ではダメです。




