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無謀! 瞬発力企画2 会場  作者: しいな ここみ
第二回目 『お金』
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小桃 綾さまのお金

 その女はお金に呪われていた。


 お金を扱う仕事に就いたのは間違いだった。

 職場にあるお金は自分のものではないからただの紙切れ。一億円とか目の前にあっても重くて嵩張るだけのもの。札束を見ても何とも思わないし、逆に嫌悪感すらある。


 現金ではなく電子マネーで決済されることが増えても、仕事でお金を触らない日は当分来ないだろう。


 今日はヤバい。新しいやつだ。でも、触らない訳にはいかない。


 意を決して札に触れて数秒後、早速やられる。

 女の指は紙幣で切られていた。


 どんなに持ち方を工夫しても何故か切られる。自分のものではないから更に腹が立つ。


 女の指を傷つけたそれは女を嘲笑うかのように何処かへ行き、知らない誰かを笑顔にする。


 女の苦しみを知るものは、この世で同業者しかいない。

一万円札はただの紙!


……とはいえ、切れてもいいから触りたい。・゜・(ノ∀`)・゜・。 っていうか切れるんですか?


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― 新着の感想 ―
あ~、新札はいい感じにスパッといくよね(・_・;) ただでさえ紙を弄って油分がなくなっているところに、こうスパッと。
感想ありがとうございます。 私がその仕事に就いていたとき月一くらいで切ってました。作中に呪われてるレベルで切る頻度を書くんだった。。。
 エッジの利いた話ですね。(笑)
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