凜古風さまのトリプルお題
ここは、リンコフ研究所。
博士が何かを作っているみたいで、助手はその内容に興味深々です。
「博士?今度は何を作っているんですか?」
「サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム、サラウンドシステム、サラウドンシステム」
「……ゲシュタルト崩壊の企画は一昨日までです。気づいたのが終わってからで残念でしたね。改めてマインドセットしてください」
助手のツッコミはスルーされた。
「……サラウンドシステムを基礎にした、皿うどんシステムを作っているんだよ。できたぞ、ほれ調理済みだ」
「こ、これは、私の好物の、ねぎ塩焼うどん、じゃないですか」
「うむ。塩焼きうどんという、ひとつのおおきなかたまりと、いくつものちいさなかけらのネギが散りばめられているだろう」
じゅるじゅると、助手は、ねぎ塩焼うどんを味見する。
「美味しいです。博士もどうぞ」
助手は、ねぎ塩焼うどんの皿を助手を博士に進める。
「大丈夫だ、今、調理中だからな。そしてだ、料理というものは、目で見て、鼻で嗅いで、口で味わうものだな。だが、しかし……さらなる楽しみを、この装置は持っているのだよ。名付けて、サラウドンシステム」
「もぐもぐ、全自動の皿うどん調理器具ではなく?もぐもぐ」
「ああ、そうだ、耳を澄ませて聞くのだ。皿うどんの調べを。スイッチオン」
「……あ、メロディーが聞こえる」
「昭和の時代、レコード盤はだな。細い溝の上にレコード針を置いて、その凹凸でメロディーを奏でていた。だがしかし、皿の上のうどんに、マイクロ波を当て、その反射波を拾うことによって奏でられるメロディーに耳を澄ますのだよ」
「ああ、聞き覚えのあるメロディーです」
「そのように、うどんをセットしたからな」
「子供達が大好きな、あのヒーロー。お金を貰うこともなく、自らの頭部を引きちぎって、お腹の空いた子に与えるという、愛のお化けのテーマ」
「アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ、アンパンマンマーチ、アンパンチ(これは単なる事象の表示であり著作権とは関係ない)」
「しつこい……ゲシュタルト崩壊の企画は終わってますよ。どんだけ参加したかったんですか」
また、つっこみは無視された。
「そして、その愛は、必殺技のパンチによって具現化されるという暴力の権化。悪いヤツは殴り飛ばせば良いという、その傲慢」
「殴り飛ばされて、青空にキュピーンって消えますものね」
「吹奏楽部の暴力の象徴たるオーボエファイター木村を超えた悪役、あのライバルキャラですね」
「うむ。科学者としては、尊敬してるぞ。特にあのUFOなんて……な。かつて引きちぎられて、今は小さな翼しか残っていない彼が、再び空を飛ぶために技術力を結集して作り上げたからな」
「漆黒の翼を喪失せし者。その名は!」
「言うな。ゲシュタルト崩壊現象とか、ていの良い理由なしで、書いてはいけない。主催者に迷惑がかかる」
「オトナの事情ですね」
「うむ。作品へのリスペクトがあれば大丈夫と、言ってくれる人は多いけれども、あんまりしてないし」
「そうですか。そして、私は、たこやきマンがいるのに、ねぎ塩焼うどんマンがいないことに怒りを覚えます。あれだけ沢山のキャラクターがいるというのに」
「なるほど、それなっ!ねぎ塩焼うどん は、重要だ。」
じゅるじゅるじゅる♪
ねぎ塩焼うどんの皿が空になった。
「と、いうことで御馳走様でした。第1回~最終回までの御題を全部ブチ込んだことに、気づいた人、何人いるかな~」
(おしまい。バイバイキーン)
サラウドンが恐竜の名前に見えてきた




