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無謀! 瞬発力企画2 会場  作者: しいな ここみ
第七回目 『愛のお化け』『ねぎ塩焼きうどん』『漆黒の翼を喪失せし者』
159/180

ぽっち先生/監修俺さまのトリプルお題

タイトル:愛を失った『漆黒の翼を喪失せし者』と、愛のお化け『ねぎ塩焼きうどん』

参加者:ぽっち先生/監修俺

コメント:おーっ、書けちゃったよっ!はははっ、もしかして私って才能があるのか?いや、単にお題が簡単過ぎただけか・・。


本文:

とある異世界には、夜半になると辻を通る人々を脅かす幽霊、いやどちらかと言うとお化け的存在が出没し人々にウザがられていた。

そのお化けはひゅ~、どろどろどろと言う効果音と共に現われ、辻を通る人々に決まって次のような台詞を投げかけてきたのだ。


「へいっ!みんな愛しあっているか~いっ!いぇ~いっ!」

この掛け声に人々は恐怖する。何故ならばこのお化けは言葉を間違えて使っているからだ。

そう、本来『愛しあう』という言葉の意味は、お互いを信頼、尊重し、且つそれを伝え合う事によって更に深く関係が結ばれる事を指すはずなのだが、このお化けがこの言葉に込めている意味は『殺しあっているか?』という、愛とは真逆なものだったからだ。


なので多分、このお化けは別の戦闘種族言語圏からやって来たモノなのだろう。なのである意味、拳で愛を語り合う種族なのかも知れない。

まぁ、過去には『愛している』という言葉を『月が綺麗ですね』と言い換えて伝えるやつもいたらしいから、愛情表現とは様々なのだろう。


だが、それ以外にもそのお化けは一部の言葉を間違って学習したようである。

この説を裏付けるようにそのお化けは『姑息 (こそく)』や『確信犯 (かくしんはん)』、『役不足 (やくぶそく)』や『情けは人の為ならず』、『気が置けない』や『徐に (おもむろに)』などの言葉も間違った意味で使っていた。


そししてその最たるものが『ねぎ塩焼きうどん』である。

本来『ねぎ塩焼きうどん』の『ネギ』は長ネギの事を指すはずなのだが、このお化けは『タマネギ』の事を指して使っていた。

更にそのタマネギとうどんの麺をアツアツの鉄板の上に乗せ、更にお肉を追加して、それら具材の上に塩を振りかけながらジュウジュウと炒めたモノを『ねぎ塩焼きうどん』と言っていたのだ。


まぁ、これはこれで美味しいし、料理方法や名称なんて地方や各家庭で様々なので然程突っ込むところではないのだが、何故かこのお化けはこの『ねぎ塩焼きうどん』の料理方法に拘ったのだ。

特に使う肉の種類に関してうるさかった。そう、お化けは『ニク』はニクでも『ニンニク』を肉だと言い張って譲らなかったのである。


なのでこのお化けが『ねぎ塩焼きうどん』の話をし始めると、人々は一様に用事を思い出したといってその場を立ち去ったのだ。

そして後にはぽつんとひとり残されたお化けが悲しそうに立っているのである。


まぁ、つまりこのお化けは人との関わりが下手糞な『KY』系という事なのだろう。ただ本人にその自覚がないから改善しないのだ。

そしていつしか人々はそのお化けの事を、愛のお化け『ねぎ塩焼きうどん』と呼ぶようになったのだった。


しかしある日の夜半。旅の途中と思われる若者がひとり、そのお化けがいる辻を通りかかった。

実はその若者はとある出来事が切っ掛けで愛を失っていた。その出来事とは『婚約破棄』である。


そう、彼はとある貧乏貴族の三男坊だったのだが、彼の婚約相手が別の裕福な貴族に乗り換えたのだ。

しかも婚約の解消をスムーズに移行させる為に彼女は下人を使って彼に関する偽りの噂を流布し、更には彼の方から婚約を破棄してきたと周囲に言いまわったのである。


その傷心を癒す為に彼はセンチメンタル・ジャーニーとして、ひとり荒波砕け散る冬の日本海の岸壁を目指した。

だが、いざ岸壁に立つとあまりの強風により彼は波間に沈むどころか天高く放り上げられてしまった。


まぁ、その理由は彼が死後に神のしもべたる天使に加わりたいと願い、頭の上に今や骨董品とも言える丸い蛍光灯を針金で浮かばせ、更に鳥の羽を蝋で固めて自作した翼を装備していたのが原因だった。

因みに彼が使用した鳥の羽はカラスのモノだったので、見た目としては天使と言うよりは、中学生男子辺りが喜びそうな悪魔的雰囲気を醸し出していた。


だが、強風により天高く舞い上がった彼だが、365日毎日晴天である雲の上に出た事により事態は急変する。

そう、晴れているという事は太陽からの熱を受けまくるという事なのだ。なのでカラスの羽を固めていた蝋がじわじわと溶け出した。

熱吸収率の高い黒色の羽根を使っていた事がその融解速度を更に加速させた。


そして結局漆黒の翼を喪失した彼は地上に墜落した。いや、実は安全装備として落下傘を装備していたのでその衝撃は1階の屋根の上から落ちた程度で済んだのでかすり傷ひとつ負わなかった。

そう、何事も備えあれば憂いなしである。


その後、彼は自らを卑下し『漆黒の翼を喪失せし者』という通り名を自ら名乗って家路につき、その途中でお化けのいる辻を通ったのである。


で、本来ならばここからお化けと若者の対決や、拳を交えた事により意気投合し、新たに冒険者パーティを組んで様々なイベントをこなしてゆくのだが、それを話し出すと長くなるので割愛する。

いや~、海の魔物に生贄として捧げられた王女を助けたり、八つの首を持つ怪物をおちゃけを使って退治する大冒険活劇が繰り広げられるのだけど、時間がないのだから仕方が無い。


それでは続きはCMの後でっ!チャオっ!


-お後がよろしいようで。-


後書き

むーっ、読み返すと全然面白くない・・。やっぱりお題系ってお題をクリアさせる為に話がちょっと強引になるよね。

と言うか会話文がねぇよっ!説明だらけだよっ!しかも途中で放り出しているよっ!


うん、愛がないねぇ。でも次の『空飛ぶおちゃけ企画』用作品は会話だらけだぜっ!だけどキャラの口調が安定しないぜっ!

うん、お話を平行して書くとそうなりがちだよね。


まっ、なんにしても楽しいイベントでした。ははは、私も割りと瞬発力あるかも知れない。

いや、これはパンツのゴムを交換した効果か?


ごった煮的な


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― 新着の感想 ―
色々とネタを絡めてるなあ。
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