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無謀! 瞬発力企画2 会場  作者: しいな ここみ
第一回目 『青空』
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10/180

麻生あきらさまの青空

 青空は嫌い。

 

 だってあいつが我が物顔で闊歩するから。

 どんなに目を背けても眩しすぎるの。

 

 あいつは世界の中心。

 みんなを魅惑して、畏怖の念を抱かせるの。

 

 

「処置をすればいいのです。そうすれば気にならなくなります」

 白い服を着た女が言った。

 

 藁にも縋る思いだったわ。

 私は女の言う通りに横たわり、受け入れた。

 

 

 ああ、もうどんなに抜けるような青空でも怖くないわ。

 あの女の言うとおりなら、あいつなんて眩しくないの。

 解き放たれた私は一歩踏み出す。

 

 なのに、どういう事なの?

 今度はあいつに背を向けた奴らが、私の目に飛び込んで来たわ!

 赤黒い凝り固まった血のような色。

 

 

 結局私は何も変わらないのね。

 太陽が姿を見せる限り。

 日陰の存在なの。

 

 だから嫌い。

 青空なんて。 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 先天性白内障の手術を受けた前後の話です。

(しいな)

私もあのじーさんから眼圧が高すぎると言われてるので他人事じゃない!


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― 新着の感想 ―
皆様感想ありがとうございます。 白内障は大抵は加齢でなります。高齢者が日帰り入院で手術しています。目の水晶体が白く濁って光を乱反射させるので、とても眩しく感じます。抽象的に表現して物語調にしたので分か…
2026/03/05 02:15 退会済み
管理
 うん、解らない。  そんな幸せを噛み締めることにします。  先天的だろうが何だろうが、患いは罹らないことに越したことはないですから。(苦笑)
白い服の女、とか怪しい人かと思ったら看護師さんかーい(゜ロ゜) いや、症状が改善していないなら怪しい人みたいなモノなのかも?
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