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作者: aristotles200
掲載日:2025/10/05

首のあたりがむず痒い

しょうがないので、頭を外す

いつもの通勤電車

首の辺りがむず痒い

髪の毛を掴んで上に上げる

プシュー

軽い音がして頭が取れた


ああ、どうりで

センサーが故障している

よく見ると

横の電解コンデンサも黒くなってる

ポケットを探す

え~と、なかったっけ

右手には

抵抗器が5個、トランジスタが2個

ないな

しょうがない

持って歩こう

頭を正面に持つ、視界良好


電車が駅に着いた

歩道橋から乗り換え駅に向かう


大雨か

剥き出しの首から

雨水が浸入する

あれ

キュイーン、ガリガリ

身体がショートしてしまった


うーん、困ったな

しょうがない

このまま歩道橋に置いて

頭だけで出勤しよう

首から

非常用の足を左右6本出す

通行人に蹴られないようにと


やれやれ参ったな

ようやく会社だ

Aさん?どうしたの

いやー参ったよ、ボディがさあ

ああ、お気の毒

早く回収に行かないと

ああ、そうだった

ロッカーに置いてある

会社支給ボディに頭を載せる

カチャ


課長、すいません

途中で故障しちゃって

ああ、いいよ

早く行ってきなさい


屋上に上がり

足の裏からジェットを噴射する

5分で歩道橋へ

ああ、あった

片手でボディを持ち帰社する


ローンまだ

15年残ってるんだよな、このボディ

結構、故障が多くて嫌になる

取り敢えず

ロッカーに入れて置こう

お昼休みに分解してみるか


さて

仕事、仕事

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