かたつむりなので分かりません
目指せ単行本!!
ケェナダへと案内されるカタ、異世界に転生し初めて経験する都市でさらなる困難が待ち受ける!!かも
カタ「なぁ、こっからどんくらいかかるんだ?そのケェナダは。」
ケーファ「そんなにかからないわよ、ここは森の浅い方だしね。それよりあんたなんて呼べばいいの、ケタツムルって呼ぶのも失礼だしね」
カタ「ん?俺か?俺はカタだ!カタ・ツムリ!カタでいいぜ!」
ケーファ「ふーん、ちゃんと名前があるのね。あたしはケーファよ、覚えなさいよね。お前とか呼ばれるの癪だし。」
カタ「へいよー」
ノロノロ ではなくテクテク
カタ「へ〜、ここがケェナダねぇ〜。ほんとにキィタマの森に近いな、歩いて10紀(現代でいう10分)くらいじゃねぇか」
ケーファ「だから言ったじゃない1番近い都市がここだって。てか10紀ってなに?10分って言いたいわけ?」
カタ「ここではそう言うんか知らねぇが俺の地元の白亜紀では紀で表してたぞ。ん、見えてきたぞ。そろそろだな」
ケーファ「はぁ、なんなの白亜紀って、、」
ノロノロ ではなくトコトコ
都市を囲う外壁の門が眼前に立ち塞ぐ
衛兵「おい、お前たち止まれ。ここから先はケェナダだ、身分証を提示しろ。身分証がなければ1銀貨支払えば仮の身分証を発行して中に入れてやる。」
ケーファ「は、はーい。どうぞ」
スッ
身分証を差し出す
衛兵「ふん、冒険者か。おい男、貴様はどうした」
カタ「あっ、あっれぇ〜(汗)どこやったかなぁ、てへへ」
衛兵「身分証が無ければ入れることはできん。格好を見るに銀貨を持っているようにも見えん。野宿でもするんだな。」
ケーファ「あたしが払うわ!はい、これでいいでしょ。ほらケタツムル、じゃなくてカタ行くわよ」
衛兵「ふん、生意気だな。男、お前には仮の身分証を発行しておく。街に入ったら身分証を作ることだな。」
カタ「りょうかいだよ〜」
テクテク
カタ「おい!ケーファ!すげーぞ!人がいっぱいいるぞ!」
ケーファ「当たり前でしょ?都市なんだから。まぁ魔物だし仕方ないわね。ほら、身分証作りに行くわよ。着いてきて」
カタ「おっしゃー!燃えてきた!」
トコトコ
人々の間隙を縫って冒険者ギルドへ辿り着く
ケーファ「ここよ。ここは冒険者ギルドって言ってあんたみたいなモンスターを狩って生計を立てている人の集まりよ、くれぐれもその変身を解かないでね。ほら行くわよ。」
カタ「わくわくしてきたー!」
ギィッ
木で作られた簡素な扉が開く
ホョール「おいっ!ケーファじゃねぇか!森に行って薬草採取じゃねぇのかぁ!?ガハハ!!!」
3白亜紀(現代でいう3メートル)はあるかのような大男が話しかける
ケーファ「ホョールうるさいわね、あんたに関係ないでしょ」
ホョール「つれねぇこと言うなよぉ。俺、これでも傷つきやすいんだぜ?で、その男は誰なんだよ」
ケーファ「こいつはカタって言って森で困ってたから面倒みてるのよ。わかったらどっか行きなさい」
ホョール「はいよ〜、やれやれ。最近の若いもんは挨拶もできないのか。傷つくぜ」
ドコドコ
ギルドに併設してある酒場へと消えていった
カタ「なぁ、ここの人間ってああも大きいのか?」
ケーファ「バカねあいつがデカすぎるだけよ。あんたあそこに身分証作れるところあるから登録してきなさい。私もクエストの報告してくるから。」
カタ「ん、わかった」
テクテク ではなくトコトコ
カタ「あれ、もしかして、俺今1人でなにもできてない??まぁカタツムリだからいっか!ガハハ!!」
すて〜たす
カタツムリ LV3
体力:かたつつむむり
筋力:かたつむーりかな
敏捷:かたつ無理でしょ笑(人化中のため)
魔力:かたつむーりり
すきる
粘液すぷらっしゅ
粘液守護結界
カタツムリバスター
かたつむり魔法
がんばるよ〜