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伯爵令息転生女子  作者: くるみ
第2章
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19 変化魔法2

ダンスパーティーのパートナー。

ヒナタには誘ってもらえなかった。

ヒナタに振られた。


私は、エド王子以外の人に誘ってもらえないかと考えた。

変化(へんげ)魔法の先生と先輩だ。


あれからけっこう打ち解けた。

少人数だから喋りやすいんだ。

友達と言えるほどでは全然ないけれど。

同じものに興味を持っていて、共通の話題があるから話しやすい。


授業が終わってから、必ず残って話している。

もともと私は変化魔法に非常に興味があったと言えるだろう。


私がモットーとするのは、逃げたり隠れたり、身を守ること。


攻めるのも、前世と比べてこの世界では結構できる方だと思う。

が、基本的に、戦うのが得意ではないというのは変わらない。


化けるというのは、隠れることの一種。

それを覚えることにはどうしても興味が湧いてしまう。

できるだけ極めたいと思ってる。

必然的にこの授業はサボらない。


先輩も必ず毎回出ている1人だった。



まず先輩に聞いてみる。

「ダンスパーティーのパートナー決まりましたか?」

「決まったよー。恋人や婚約者ではないけどね」


そうか。残念。


「レベッカさんはエド王子じゃないの?」

逆に話を振られてしまった。


「えっ?何でですか?」


「誘いをかけられてると噂になってるけど。

もしかして知らなかった?」


「はい…」

3年生まで知られてるんだ。


「人気あるからね。彼と踊りたい子は多いと思うよ」


そうなんだ。エド王子を選べば、ライバルいっぱいか。

怖いな。


「レベッカさんは婚約者がいるんですよね?」

先生が言う。


「…はい」

「その彼はいいの?」


「ここだけの話にして欲しいのですが、

確認したら、別の子を誘ったらしいです…」


「……」


沈黙。

気まずい空気になってしまった。




「エド王子にしといたら?」

先輩が言う。


「でも、私まで別の人と踊るのはどうなんでしょう。

エド王子と一緒にいたら目立ちますし」


「エド王子の相手がレベッカさんじゃなければいいのでは?」

先輩が言った。


「…!…」


いいかもしれない。

先生も頷いてる。


「では、その方向で私達に出来ることで協力しましょうか」


そうして、私たちは、

レベッカを変化魔法で変身させることを目標と定めたのだった。



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