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伯爵令息転生女子  作者: くるみ
第2章
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9 ダンジョン2

私とヒナタは、他のメンバーから離れたところに移動した。

身体を入れ替えるためだ。


私は、久々に2人きりになったことに緊張したのだけど、

ヒナタは気にした素振りもなく、強引に口づけてきた。


そして私は、入れ替わろうと集中して思ったのだけど、

いつものパターンで、また入れ替わらなかった。


入れ替わるためには仕方ないという大義名分、2人きり、暗がり。

他の人が離れたところに確実にいるというこのスリル…とでもいおうか。

離れがたくなってしまった。


しばらくしてから戻ると、

「時間がかかり過ぎだ」と、全員に文句を言われた。


私は顔から火が出そうだった。

ヒナタは平然としてた。

この違いは一体何なんだろう。




ヒュドラを倒す作戦はさっき聞いた通りだ。

闇の強力な魔法で、ヒュドラ上部の空間ごと削る。

その魔法はレベッカが発動させる。

首の断面を火魔法で炙る。

これは私とエド王子とルークさん。

そして、残った首の部分は状況を見ながら全員で攻撃し、

その後火魔法。


その後どうなるかも状況次第ということだ。


そしてもうひとつ言われたのは、

なるべくレベッカ以外がトドメを刺すこと。

これが重要だと。

うーん。モヤモヤする。


何でレベッカが強くなったらいけないのかな。

そういえば、前にドラゴン討伐に行ってから、

レベッカはレベル400を超えたとか言ってたよね。



ヒナタになってからのコリンのレベルはいくつなんだろう?

鑑定


「LV278、HP3787/4010、MP1578/2150…


おおー。

300に近い。

そして、鑑定も爽やかだ。



「風子、MP無駄遣いしない。敵は強い。集中して」


ヒナタのレベッカはいつもはめている指輪を2つとも外した。

綺麗な黒髪。

その髪の毛を束ねる。


私も、いつもヒナタが使ってる剣を渡された。


ヒナタは、4次元ポケット的なカバンから、大きめの剣を取り出した。

軽々と持っている。

そして素振りした。


私も、ウオーミングアップしてみる。

以前コリンだった時よりも身体が軽い気がする。

レベルが上がるとこんなに違うのかと思った。


クロウも、エド王子も、ルークさんも、

それぞれで集中力を高めたり、準備をしているようだ。


そして、ラスボスの元に向かって行ったのだった。

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