取り巻き令嬢による悪役令嬢、救出大作戦!
十一作目の短編投稿だと思います。
楽しんで見て行ってくれると嬉しいです。
私の死亡回避は全て、悪役令嬢の破滅により、私の生死が決まる。だが、その悪役令嬢はつい最近、断罪され一時的に投獄されている。
私が前世の記憶を思い出したのは悪役令嬢の断罪イベントの時。
私は伯爵家の令嬢、フリージア・ラスカル。
つい最近、前世の記憶を思い出した悪役令嬢の取り巻きである。 何故、悪役令嬢の破滅により、私の生死が別れるのか?
それは、悪役令嬢が断罪され投獄後の三日後に私の生死が別れる。因みに今日で二日目の夜である。
このままバッドに進めば悪役令嬢に処刑が実刑され、悪役令嬢は!!と泣き叫び憎悪の力により、暴走。
その暴走に私、フリージアは巻き込まれ死亡。
ハッピーに進めば、悪役令嬢には身分剥奪の国外追放され、私はそのまま生きれる事になる。
その現状が最悪な状況に近い。
その判決が今、処刑判決側の人が多い方になっているのだ。
だから。私は考えた。
悪役令嬢を救出しようと!!
救出内容はこちら↓
投獄中の悪役令嬢を拐い、一から教育!
そしてもう一度、判決結果を変えて貰う!!
いったって、簡単だ。
その為にはまず、侵入だ。
と言うわけなのでさっそく行動に写した。
さっそく投獄先の牢屋に静かに侵入。
などと簡単に侵入できるわけもなく、今、追われています。
「侵入者メェぇぇぇ!!!!このままお縄につけェェェ!!」
「嫌ですゥゥゥゥヴ!!私の生死がかかってるんですぅぅぅ!」
このままお縄についてたまるか。
私の生死がかかってるんだよーーだっ!!
「ハアッハアッ………あいつ………どこにいった………」
壁に隠れてますよーーだっっ!!バーカバーカ。
「貴女、誰かしら」後ろから声をかけられた。
聞いたことのある声………まさか………!!
「ローズマリー様!」
「あら、フリージアじゃない。どうしてここに?」
あら?何だか口調が違うわ。何だか不思議な感覚。
「前世の記憶、思い出したんですか?」
「は?」即答だった。
まあ、そんなわけ無いよね。
「良く分かったわね」そこ認める!?まあ、別にいいんだけど。
「それなら一緒に、説得しましょう!!」
ガッツリいったら、
「ええ!そうね!!」
どうやら二人とも乙女ゲームの存在を知っているらしい。
これで、二人とも、一石二鳥!!
最後まで見て頂いてありがとうございました。