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最低漫才 エタらない極意とは?

作者: ロータスシード

 「作麼生(そもさん)

 「説破(せっぱ)


 時は夏。

 場所は山寺。

 蝉時雨響きわたる閑静な境内に老僧と修行僧、坊主二人の声が響く。


 「なんじに問う」


 老僧は、本堂で向かいあう修行僧に問いかけた。


 「エタらない小説家とかけて、盛んなホモのランナーと説く。

 ――その心は?」


 そんな老師の最低な問いにもかかわらず、修行僧は明け方の湖のように静かに答えて曰く。


 「つねにケツ(結、尻)を見て走ります」

 「……うむっ……」


 禅寺には、ただ蝉の声だけが響いている。

ケツが大事なんですよねぇ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  やっぱり、尻は大事ですね。スポーツのコーチの中には、選手の尻を見て大成するかどうかの判断材料にすると聞きました。ちなみに昔、電車の中で私の尻をしつこく触る輩がいたので、振り向きざまジロリと…
[良い点]  エタらない方法。  たしかに起承転結のケツが見えていればエタることはないでしょう。  老僧。  最低な問いでした。  それに答えた修行僧。  さすがこの老僧の弟子であります。  
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