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虚空史記2 語句紹介

【人と上と神】

 (ことわり)に囚われず超常の力を持つことが当たり前だった時代、力比べをして勝った者は負けた者を支配下に置いて人と呼び、対の呼び名として自身をかみと呼んだ。

 後に(かみ)の勢力が衰えると人は復讐とばかりに(かみ)を倒し隷従を強いた。この時(かみ)は「同音でも(さる)を示す」として神と呼ばれるようになった。

 更に時代が下ると神は滅び概念だけの存在となった。

 すると人々は自然の猛威や我欲を前にして神に祈るようになった。

※本来の漢字の成り立ちとは異なります。こういう世界観だと割り切ってください。



【神代】

 かみよ。世に理がなかった時代を後世の人はそう呼ぶ。



【闇女神】

 くらめのかみ。地を信仰する人々の最高神。豊穣と安寧を司る。黒髪の美しい妙齢の女性の姿をしていると言われている。



【輝大君】

 かぐのおおきみ。天を信仰する人々の最高神。創生と革新を司る。銀色の髭をたくわえた青い目の老年男性の姿をしていると言われている。別名「明けの(おきな)」とも言う。



【精隷とは】

 魔力、すなわち精気を具現化させ遣わす(しもべ)。縄張りの守護者。依り代となった物や与えられた使命などによって能力は多岐に渡り、意思を持って喋ることが出来る者がいる一方で全く無機質な者がいたりと様々である。外見も多種多様。眼に見えない空想上の存在である精霊とは異なる。



【原初の精隷】

 輝大君が最初に生み出した精隷の事。情欲の妄想と牝山羊から生み出された癒女人(いえめと)、拒絶の意志と兵士と馬の土器から生み出された荒馬人(あらまと)、殺意の情念と闇女神の卵子から生み出された明日刈人(あすかりひと)の三体。上(神)にも匹敵する力を持つ別格の精隷。



【土の精隷】

 輝大君の精を受けて闇女神が生み出した精隷。涼し気な目元に通った鼻筋の美男子で輝大君の若かりし頃の姿に似るらしい。が、体毛の色は闇女神のそれを引き継いで黒い。同一の地質の範囲を縄張りとして守護に務める。主に砂礫を依り代とするため精気薄く対話力に欠ける。



【冥之上】

 めいのかみ。土の精隷。闇女神の命により(たま)の巫女を捜す旅に出る。



【珠の巫女】



【隠業衆】



【鴉繰人】



【起火主と起火主吏】



【陰族】

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