歴史の謎を探る会「編」 『世界で一番恐ろしい世界地図』
川出書房新社(KAWADO夢文庫) ジャンル:教養書 初版発行:2007 8月1日 著者:歴史の謎を探る会「編」
歴史は楽しいですけど、恐ろしいですよね。今回紹介するのは、世界中にある恐ろしい名所だったり、超常現象だったり、自然現象だったりを特集した、『世界で一番恐ろしい世界地図』です。
ジャンルは教養書なのかな? これ私的にはすごく面白かったですよ。趣味悪いと思いになるでしょうけど、こういうオカルト系の歴史大好きなんですよね(笑)。
何が面白いって、本当にあった怖い話というところです! 例えば、古代メキシコ、マヤ文明のボナンパクという都市が行っていた生贄の儀式なんて恐ろしいですよ~。
戦争などで捕虜を捕えると、まず捕虜が死なない程度に出血させそのあと、体を丸めボール状にした捕虜を神殿の上から突き落とすのだとか。
マヤ文明の神殿を知っている方なら、どれほど神殿が高いか知っていますよね。あんな高い神殿の上からズタズタにされた捕虜が生きたまま、突き落とされるのです。
本当に昔行われていた恐ろしい儀式です。その他にもドラキュラのモデルとなったことで知られる、ヴラド・ツェペリ公。この人、生きた人間を串刺し刑に処すのが好きな人で、この人に殺された人間は数知れず。
とらえた敵国の捕虜を裸にして、男性なら肛門から、女性なら性器から杭を挿入され、自身の体重でゆっくりと杭が体の中に食い込んでいき最後には喉から杭先が突き出たそうです。
文章で読むだけでも恐ろしや……。本当に中世ヨーロッパに産まれなくて良かったと思いますよ。ヨーロッパって華やかだけど、怖いイメージありません?
世界中が似たり寄ったりなのでしょうけど、ヨーロッパの拷問やら処刑方法って残酷極まりないっていうか、“怖い„ってイメージがあるんですよ(私の中では)。
その他にもこの本では世界中で実際にあった、今もあり続ける怪奇現象や歴史を紹介してくれてます。歴史の黒い部分や、オカルト系が好きな人にはオススメです。




