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公開2

「とまあそんな感じだ」

 話終わると共に押し黙る、我ながら2回目で話慣れたのか結構うまく話せたと思う。と言っても適当に情報を得たとかに切り替え、タイムスリップのようなことをしたとは話さなかったが。

「分かった」

「おっ」

「全員武器を下ろせ」

 向けられていた武器が下ろされる、これで一息つける。

「悪かったなウエダ」

「いや信じるのかよ」

「まぁたまにいるみたいだしな、政府軍からの逃亡者が」

「んっ」

 話が噛み合わない。がそれはそれでいいだろう、そう理解されたのならそのように行動するだけだ。

「それでウエダ、お前そんな情報に」

「そこから先は話せない」

「そうか」

 と言ってもはぐらかすしかないのだが、はぐらかし続けるしかない。政府軍と言われても知らないし。

「その理由は」

「俺はともかく逃げる時に協力してくれた人にも迷惑がかかる」

 とかなんとか言っておけばあまり聞かれることはないだろう、それでも聞いてくるならなんかを考えておけばいい、例えばどこで内通者がいるかわからないという具合に。

「悪かったな」

「いや気にしなくていい、それにしてもここが主の巣になっているなんて」

 主がなにかわからないが危険なのだろう、だから軍事基地があると思われる場所にいくのは諦めるしかない。諦めないにせよもっと武器と仲間がいないと自殺にしかならないかもしれない。

「よし解散だ、解散」

 団長がそう言うと集まっていた人員が思い思いの方に歩いていき残されたのは俺とアーニャ、マーニャに団長だけだ。

「さてと表向きの理由は聞いたが、実情は」

 そしてその団長に拳銃を向けられる。かなりの確率で騙せそうにない。口はあまりうまくないのだから仕方ない。両手をあげる。

「過去から来たっていったら」

「…………………そうか」

 そう言って銃をしまう。

「ふぅっ、てことは」

「信じるのかよっ」

「さすがに命の危機と言うときまでふざけるような命知らずには思えないしな、それに話の半分はマーニャに聞いた」

 そこからか。そう思いながらマーニャを見るとマーニャは慌てる。

「団長信じるの」

「信じるもなにも、確かめようがないからな」

「よかったじゃんウエダ」

「半分はお前のせいだ」

「はっなにいってるのよ」

 バカにしたようにアーニャが答える。

「バカみたいな返し、あっごめんバカだったな」

「ウエダっ」

「バカだから言い返せないもんな」

 ここぞとばかり畳み掛ける。

「バカだから大事なこともいい忘れるんだよな」

「っ」

「で言い返せないから暴力にギャァーーーー」

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