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異世界学園いざなぎ高校園芸部  作者: 桂虫夜穴


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14/16

14、今夜の夕食は短亀うどん。

休み時間の園芸部の部室。


「取り敢えず

今夜もウチに泊まるしかないな。」

ヨッシーもいいだろ!」


「ああ、もちろんだ!」


ヨッシーの後に美咲が礼を言った。


「申し訳ありません。

ありがとうございます。」


「それじゃ、お言葉に甘えて....」


「部長一一っ!

何、しれーっと入ってきてんだよ!

ヨッシーまでって、言ってるだろ!

あんな狭い部屋に五人も寝るから

パラレルワールドに飛ばされたんだよ!」


「それは、違うと思うが….

まあ、連泊はないか!

ママの晩飯の用意も大変だしな。」


「そうだよ。

それに、私の部屋では本来、裸族が基本だからな。

昨日は大人数で、出来なかったけど

今夜は、ちゃんとそのルールに

のっとってやるからな。」


「裸族って、もしかして

お部屋で素っ裸って、事ですか?

おもしろそうじゃないですか?」


「お、おい!ナクサ…

部長のおもしろそうは想定内だが

美咲さんは、ちょっと...なぁ…」


「いえ、おもしろそうです!」


「ええっ!ウソッ!まじでっ!」


「ヨッシー!こんな時こそだ!

不安で心配で堪らん今こそ…

何かで気を紛らわさんとやってられるか!」


「そっか!そうだな!」


「ちょーっと、待って下さい。

このままでは、のけ者になりかねませんわ!

わかりました!今夜のお宿は…

私の、お部屋と言う事で、どうでしょう?

充分な広さがございますし

お布団も一人づつご用意させて頂きます。

どうですか?

私も、お仲間に加えて頂けませんか?」


「何か、旅館の若女将みたいだな。

まっ、いいか!

今夜は部長の部屋に、お邪魔するか!」


「ええっ一っ!本当ですか!

うれしーいっ!

私、お友達に...

おウチにお泊まりして頂くの初めてです。」


部長は本当にうれしそうだ。

少し涙ぐんでいる。


「だろうな...アンタも中坊じゃ

ずっと寂しい学園生活だったんだろうな....

よかったな。」


「はいっ!」


部長が溢れるような笑顔で返事をした。


「ちょちょちょ、ちょーと...」


「何だ!短亀ちゃん!モー娘。か!

チョーチョーチョー♪いい感じ♪…

…とでも言いたいのか?」


「違いますよ!何か、よくわからないし...

それより、部長さんまでって

そこで、締めないで下さいよ。

私だって参加したいですよ。

部長さんが、お宿なら私は夕食を提供しますよ。

それで、参加資格をゲットできますよね!」


「ああ、もう、わかった!

来るものは、拒まずだ!

全員参加だ!」


「ヤッタァ!」


「七海!やったあ!じゃねーよ!

女子限定に決まってるだろ!」


「ええっ!

そんな冷て一だろ!

この後に及んで...

俺たち園芸部は一心同体だろ!」


「そんな、確認も宣言もした事ねーよ!

あのな、七海!よく聞け...

今夜は裸族って、言っただろ。

アンタの馬並み、ぶら下げて

どうやって参加するんだよ。

私が許しても、ヨッシーが許さないよ。

部長は、大歓迎だろうけど..」


「なぁ、ヨッ...

アレ、ヨッシー...どうした?」


「外で、えずいてます。」


「オエーッ!ゲェーッ!」


「合宿の画像を思い出したんだな。

まっ、そう言う事だ。今回は我慢してくれ!

部長もいいな!」


「えっ、私は初めから...

そっ、そんな期待は...

して...して...」


「してたんかーーいっ!

もう、ええわっ!

とにかく、そう言い事だ。

...と、言う事で、また、昼食まで退屈だろうけど

我慢してくれ!」


「はい!わかりました。

色々、心遣いしていただいて

ありがとうございます。」


「ああ、じゃあ、後でな!」






放課後。短亀うどんの店先。


「あーあ、とうとう、着いて来やがった。

今夜は女子会だろーがっ!」


「いいだろ!

夕食くらい。一緒でも!」


「以下同文」


「チョン君!

アンタ久しぶり喋ったと思ったらまた、それかい!

….って、言うか...短亀ちゃん!いいのかい?

こいつらの分まで...」


「ええ、そうですね..

チョン君までです!」


「ええーーっ!短亀ちゃーん!

それは、ないだろー!

ここまで来て…」


「えへへっ!

冗談ですよ!

いつも通り、お好きな物をどうぞ!

皆さん!

遠慮なくお好きな物を注文した下さい。

美咲さんも、お腹一杯食べて下さいね」


「はっ、はい!

ありがとう...ございます。」


「では、参りましょう。

いつも通り、一番奥の座敷です。」


短亀ちゃんが暖簾をくぐり店内に入ると

みんなゾロゾロと着いていった。



続く







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