あの花火の下で
掲載日:2025/08/06
あの夏の花火
曇りがちの空のせい
まんまるに見えなくて
それはわたしの気のせいかしら
少し遅れて鳴り響く
空の上のほうに咲く花は
どれも見事にキレイ
途中、驚いたフリをして
肩を寄せた
わたしは黄色と緑が好き
あなたに聞かれた
ホントはどんな色でも好きなんだけど
あの夏のヒマワリと
草原に降りたった
あのときのことを思い出していたから
とっさに黄色と緑と答えた
あなたにも聞かないといけないね
あなたは、青と赤色と言った
わたしが
なぜ?と聞いたけど
その理由は答えてくれない
その前に
あなたはわたしに
その色の理由を聞かなかった
いつかの夏祭り
歩き疲れて
神社に向かう石段の真ん中辺りで
休憩した
浴衣のわたしがうまく
しゃがめないのを
あなたは、ずっと気にしていたね
あなたはあとで褒めてくれた
浴衣の色をステキと言ってくれた
たしか、赤と青色だったかな・・
いまの花火の色と同じ
偶然じゃなければ
うれしいことだけど
読んでいただき、ありがとうございました




