56福ちゃんの提案
華子を家まで送り、バス、電車を乗り継ぎ徒歩で家に到着。
留守番の福ちゃんにひとまずご挨拶。
福ちゃんから企画書を手渡れた。
男が作ってなぜ悪い
男の料理
1.呼び出し太鼓で人を呼ぶ
2.司会は関西落語家
3.ケーブルTVの番組をつくる
4.独身者が自慢の料理を作る
5.メニュー通りの食材を小分けで販売
なるほど、祭りの雰囲気を出して客を寄せて、得意のケーブルTVで番組を放送する・・・なるほど、独身者男性の実演販売か、それなら献立が、わずらわしさが無い。これ、大型店に太刀打ちできるかも。
神社の祭りの雰囲気を醸し出すのだね。
「福ちゃん、いけるかも」
「後は予算の問題。華子さんが出すかどうか」
「明日、華子に提案してみる」
翌朝華子に会う約束をして、福ちゃんの提案書を持って伺うと、立派な社長室に通され、女社長の三種の神器、
ブランドのバック、光り物のネックレス、高級腕時計、ハイヒールに化粧がシンプルに厚い。
一通り隣に座ってる店長と提案書に目を通し、書類を叩きながら言った。
「予算オーバー!高すぎる」
僕は予算に対し反論した。
「200万は2ヶ月の予算で高いが、新聞チラシよりずっと効果が有り、安くつくはず」
華子はもはや女社長の風格で言葉を返した。
「あんた、ガリバー君がするのよ。
あんたお金出しなさいよ」
「ウチにはそんなお金は有りません。
40年ほどアンタの面倒見てる私の
身になって考えなさい。企画はまず
まず、あなた次第ね」
いつもの訳の分からない華子さんの言葉の✖️三乗の言葉が口から出た。
「ガリバー!返事は明日、いや、夕方ま
でにして、私はケーブルTVに電話し
とくから」
『なんでこうなるの』って感じ。




