表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

53/77

53計画を立てて行動

くだらないキングオブ腹話術が終了し脱力感の日々が過ぎる。


生涯バイト人生の労働時間は減少し


 "バイトやめたろか"


 なんて捨て鉢な考えも頭の中で悪魔と天使が格闘する。

 

 本日は、天使のドロップキックが決まって3カウント一本勝ち。


 結局、出勤前の葛藤は、全て天使が一本勝ち


タイガージェットシン程の超悪役悪魔が出てこない限り出勤を決意してしまう。


 「福ちゃん、出勤しましょうか」


「オジサン、歯を磨いた?

 顔洗ったか?」


朝起きて風呂に入り 歯を磨く 髭を剃る からの1日が始まり、行きつけの喫茶店に向かいモーニングコーヒー、バイトの早番はコーンフレークに牛乳をかけて出勤と決めている。


 本日はコーンフレーク・牛乳で済ませて軽四で7時45分に出勤のち14時 1時間休憩でおよそ5時間の労働。


 「おはようございます」


 福ちゃんをコピーの隣にお座りさせ仕事が始まる。


 「おはようさん」


 早番はマスターと僕との時間帯。 


 40年変わらぬパターンで開店の段取りを済ませ客を迎える 


 殆どの客は 同じ曜日 同じ時間に来店するので先々にセットが容易い。


マスターは毎日通しで働く。 

 8時開店の午後8時開店 休みは奥さんと出かける日は息子さんに店を任せるが、あまり休まず『商売人 1日休めば貧乏人』これがマスターの信条と言うか親から擦り込まれている。


 代が変わったのだから少しは息子さんに任せれば・・とも思うが、80才前で環境を替えるのは気の毒とも考える。

 

 腹話術人形のコミュニティは 一般客に迷惑が掛からぬよう 10時から1時間 3時から2時間に決まり、落ち着いた環境はそこそこ回復した。


 バイト終了のちリュックに福ちゃんを仕込んで、帰り道。福ちゃんの提案から

 「オジサン、ちょいと

 話がある」


 「お説教か

 事情聴取か?」


 「オジサン、そんなんじゃない

 生活習慣を変えない?コーン

 フレーク飽きない?」


 「時短、便利、腹太る」


 「オジサン、だから 

 毎日の変化が乏しい

 スープを1から作って

何種類かを

 冷凍庫に保管するとか

 玉子料理を一品付ける

 とか、あるじゃん。毎

 朝、違うものを食べよう」


福ちゃんの要求も分からんではないが毎朝、これじゃ時間がかかって大変。


 「了解したいけど毎日は無理なので

 1日おきで、お願い出来ないか」


 「オジサン、了解。明日から始め

 よう」


 モールの生鮮売り場で玉子、玉ねぎなどを購入のち軽四に乗って帰宅。帰ってオニオンスープをググって作ってみた。


 オニオンスープの作り方

 玉ねぎを1個繊維に沿ってスライス

 耐熱容器に入れて電子レンジ600w

を5分間

 バターを鍋に20g溶かす。そこに

 オニオンスライスをぶち込んで

 飴色になるまで炒める

 水500ccコンソメスープ小さじ一杯

 煮込んで、胡椒で味付け出来上がり

 

 翌朝、トースト、オニオンスープ、目玉焼きに紅茶を添えて福ちゃんの前に配膳すると


 「オジサン、怖い!目玉焼きが・・

 もうしません、もうしません」


慌てて目玉焼きを下げた。


 こいつ、よっぽど目と目が合うのが

 怖いのか・・・。


 それからはオニオンスープが美味しいとか

雑談で終わったが・・・


 ピンポーン


インターホンが鳴って、モニターを覗くと

そこには華子がいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ