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26福ちゃんの家宅捜査

 僕が外出のち、福ちゃんは家宅捜査を開始した。


「オジサン、どこに行ったんだろう。血相かいて出ていったような、何時に帰って来るんだろう・・捜索時間1時間」


 一階は調べがついてるが2階のガラクタ部屋とオジサンの超ガラクタ部屋。超ガラクタ部屋がオジサンが使ってた部屋だろう。??


「古いアルバム・・フムフム、和服のお父さんと、お母さん。そこそこ大きいお兄さんと子供ってオジサンか・・正月の写真か?」


「アハハ・・三輪車に乗ってる。隣の女の子はあの仏壇の仏様の事件の子供か?」


「ククク・・この三輪車の女の子も65歳くらい」


「なんだ??成績表の評価は測定不可能。なんだこいつ」


「オジサンと仲良く写ってる、この女の人誰?華子さんじゃない。誰?」


「それにしても、きったないな足の踏み場もないここに居てたら病氣になる華子さんに2階に上がらないで欲しいと頼むのもわかるわ〜」


「オジサンが帰ってきて事情聴取だな・・何がじゃまくさがり?若い頃はマメだったんじゃないかな・・もしかしてヤバいやつか?じきに帰ってくるだろうヨギボーに戻って証拠をつかんだから冷静に順序立て事情聴取だ」


 なかなかオジサンは帰ってこない。

 

 福ちゃんはヤキモキしだし、どこかで交通事故でもあったのか?血相を変えて出ていったオジサンは10時に家を出て3時過ぎに帰ってきた。


「オジサン、どこ行ってたんだ!遅い、おそい、オソイッテ!心配するじゃないか!ひとりで出かけるの禁止!僕をリックに入れて出かけること!わかった?ン?ン、ン?」


「歯医者の予約の時間に遅れて後回しにされたので結構時間がかかってしまったな、ごめんごめん」


 謝ったらすぐ許してくれるだろうと思ったがくどいほど食い下がる。


 

 心配して興奮した福ちゃんはすっかり事情聴取のことを忘れてしまってた。





 僕は福ちゃんに好かれてる感じがして家族の会話を思い出した。




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