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ペンタグラム  作者: はるひぶ いえん
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開発!ど〇こ〇ドア

手に入れた木材で自分の家を住みやすくするためにエルフ村で木材を加工する道具を借りて、幾つかのトレントを角材や板材に加工する。通常の木材だと乾燥などを行った後に使うものだが、魔物だからか?地球に木材を見てもらうと乾燥材と同じ状態だそうだ。


ある程度、板材と角材を作った時にカルーゼ達が調査から戻ってきた。


「おかえり、他にトレントは居た?」


「いや、結構探したが居なかったよ。でも、トレントの実は見つけたぞ。そのまま土のある所で放置していたらトレントが産まれてくるから、とりあえず袋に入れて持ってきたがどうするか。」


「邪魔なら俺のアイテムボックスに入れておこうか?俺も木材が必要になったら埋めて倒すとかで木材手に入れることが出来るし。」


「お、そうか。ではシュンに任せるとするか。」


そういうとカルーゼはトレントの実を俺に渡してきたのでアイテムボックスに仕舞う。


「ところで、それ何しているんだ?」


「トレントを角材と板材にして、俺の家を住みやすくするためにね。あと、机と椅子が無いから作ってしまおうかと。俺の家に戻ると道具がないからね!」


「そうか。で、いつ家に戻るんだ?その時俺も一緒に行くから予定を確認したくてな。」


「あ~、植物の成長を助けに来てくれると聞いたよ。ありがとう。助かるよ。とりあえず、俺が欲しがった物は手に入ったので一緒に行ってくれる人の準備が出来たらかな?」


「そうか、距離はどの位なんだ?日持ちする食料も準備しないといけないからな。」


「え~っと、【シュン、ちょっと待って。あなたの移動速度で答えるとエルフの人たちの食料が足らなくなるわ。】」


【そうだね。シュンの移動速度は普通の人とは違うから。大体ここから拠点までは10日位かな?】


木星からの助言を受けて、「10日位かな?何もなければだけど」と答える。


「そんなに遠いのか。予想外だな。う~む。そうだな食料の準備をするから3日後でいいか?」


「了解。荷物は俺のアイテムボックスに入るから心配しないで。」


「わかった。一緒に行くメンバーに食料の準備の話をしてくるよ。」


カルーゼ達が去った後、木材の加工を続けていると、ふっと俺の家に来てくれた人たちってどうやって帰るのか心配になる。それを悩んでいると地球から声を掛けられた。


【シュン、エルフ達が帰る時の事を気にしているの?】


「ああ、行きは俺もいるし何か来ても対処できるけど帰り10日もかかるとなると考えちゃうね。まあ、また一緒に送ってくるのが安心だけどね。」


【どんちゃん、アイテムボックスで使っているブラックホールとホワイトホールって違う箇所に設置して遠距離移動って出来ないのぉ~?】


【う~ん、出来ると思うけど試した事ないからわからないよ。】


【シュン、やってみよう。出来たらエルフ達の帰りが安全になるよ!】


「え~っと、意味が分かってないんだけど何するの?」


【えとね、木材でドアを2個作って片方にブラックホールを付与して、もう片方にホワイトホールを付与するの。そうすると、片方のドアから入るとすぐにもう片方のドアから出れるから、ホワイトホールをエルフ村に置いて、もう片方をシュンの家に置けばすぐに帰ることが出来るよ!】


「へ~、ど〇で〇ドアみたいなものか~。」


【自分が設置した場所しか行けないだろうけどね!】


「でも、そのアイデアはいいね!やってみる価値があるよ。ちょっと待ってね、今簡単にだけど角材でドア枠を作って付与してみるよ。」


そういうと俺はドア枠を作り、入るためのドアにブラックホールを付与してみる。その後もう一つのドアに出るイメージを付けたホワイトホールを付与して準備を整えた。


さすがに正常に動くか分からないので自分で試す勇気が出ずに小石をブラックホールに投げ入れてみる。横並びで置いてあるドアホワイトホール側からさっき投げ入れた小石が瞬時に飛び出してきた。


「おお!成功してしまった!ちなみにホワイトホール側に小石を入れるとどうなるんだ?えい!」


そういうと俺はホワイトホール側のドアに小石を投げ入れたがすぐにホワイトホール側から吐き出された。


「ほぅ。こっち側からは入れれないのか。あとは、生物を通してみて安全性を確認してから、距離を離して試してみる必要があるな。」


実験を行うため、俺は二つのドアをアイテムボックスに仕舞い、エリナさんに少し森へ行ってくる事を告げて出発した。


森に出て小さい虫や爬虫類を捕まえてはブラックボックスのドアに入れ、少し離れたホワイトボックスから出てくるのを確認した。また、ドアを通った生物に異常がないことを確かめる。何度か実験をして問題ないことを確認すると、俺はブラックホール側のドアに手を入れるとホワイトホール側のドアから手がニョキ!と生えてきた。


とりあえず、グーチョキパーと指を動かすと正常に動いたので引っ張り出そうとするが引き抜けなかった・・・


仕方ないと腹を括りブラックホールのドアへ飛び込むとすぐにホワイトホールのドアから出てきた。ふ~、ドキドキが止まらないぜ・・・。


とりあえず自分の体を見てみるが何も問題がないと思う・・・あとは、距離を離すことで何が起こるかだな。


ということでブラックホールの扉を持って反対側にある村の入り口に移動して手を突っ込んでみる。うん、違和感はないな。。。さて、気合を入れて入ってみるか。。。意を決して扉を潜ると、森に置いてきたホワイトホール側の扉から出る。


「成功だぁぁぁぁぁ!」


【シュン、おめでとう~!これでどこかに設置すれば拠点と行ったり来たりができるね。】


「そうだね、これでエルフ村が許してくれれば俺の拠点と行ったり来たりができるね。とりあえずは俺の拠点からエルフの村に戻るように設置許可を貰って置いておこう。」


「地球も良い案をありがとね!そして土星も力を貸してくれてありがとう。」


【【どういたしまして~】】


俺はホワイトホール側の扉を持って村の入り口に戻り、ブラックホール側の扉を回収する。


その足で村長の家に向かい3日後に自分の住んでいる所に帰る事とお世話になった事の感謝を述べる。また、エルフの村から植物を成長させるために力を貸してくれることを謝礼すると共に、移動ドアを作ったことを説明して実演してみせると物凄く驚かれた。


まぁ~、驚くよね普通。俺の家から皆さんを帰す時にすぐに戻れるようにどこかに置いておいて貰えないか確認すると俺がお世話になっている部屋に設置して良いと許可を貰った。


帰宅までの3日間で、机、椅子、ベッドの土台?を何個か作り布団をゲット出来たら寝る場所が整う。しかしエルフの村では素材があまり無いため布団をゲットすることが出来なかった。


そういえば、エルフの人たちが来てくれるのはありがたいんだけど、部屋はあるが土で作られてるからな~。

ベッドの土台を作ったけど木だしな~どうしようか。どうしようもないんだけどね!


一緒に行ってくれるエリナさんに相談すると、狩りに行くと地面に寝る事もあるので気にしないで下さいとの事。


う~ん。残り3日の内に近くで毛皮か何かは取れないかカルーゼに相談するか。木の板や土の上でよりはまだマシになるだろうし、何体か取れれば2重3重に重ねて多少ふかふかに出来るかもしれない。


もしかしたら、羽毛が取れる魔物とかいるかもしれないしな!羽毛が取れたら何としても羽毛を手に入れる必要があるな。羽毛布団なんて何て文明チックなんだろうか。あ~、想像しただけで布団が欲しくなる。。。


考えてたらウズウズしてきた。今からカルーゼに聞きに行ってこよ~っと!

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