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第8話:6500日前……滋賀県

琵琶湖での戦いで、龍之助リュウノスケは、オレに不信を抱いたらしい。

なんでも、かつて別の忍びの里を襲った巨大怪鳥から里を救った英雄同様、オレも怪物になる可能性を持っているらしい。

オレは滋賀県の竜王町の龍王寺の中に幽閉された。

オレが怪物になるだと?馬鹿げてる。

龍之助リュウノスケには世話になったが、ここは脱出させてもらおうか……

しかし、龍王寺の周囲は龍之助配下の甲賀忍者が警備をしている。

流石にこの人数を相手に気付かれずに脱出するのは難しい。

強硬突破も考えていたとき、オレは鐘の近くで地下空間があるのに気付いた。

とはいえ、隠し通路があるわけではない。

騎雷神があった空間と同じ原理か……

オレは印を結び、その空間の中に入った。

空間内には騎雷神が置いてあった。

騎雷神がもう1つあった?それとも、勝手に移動した?

いや、オレが感じた地下空間があるという感覚自体が間違っていたのだろう。

あれは空間転移の術式……いわゆるワープポイントがあったというだけだったのだろう。

里の忍頭の龍之助リュウノスケの解放を待たずに去った以上、もう甲賀の地には戻れないだろう。

ここに空間転移の術式が張られているのだとすれば、その術式があるところであればどこでも行き来することができる。

オレの予想通り、この場所から様々な地に転移することができた。

オレは、この空間を拠点に仮面の男の調査をした。

龍之助リュウノスケの言葉も気になるが、仮面の男を止めておかなければ予知の通り、魔王が地球と一体化する。


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