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海 その2 酔っ払いの女神

私「いやああああああああああああああああああっ!」


 私、裸のおじさんから逃げてる。


裸のおじさん「やっべ! エッチな水着を着た女の子がいるぜ!」


私「ボクは二十歳だ!」


裸のおじさん「二十歳でもいいぜ! おじさんとミルクティでも飲みながら、老後の不安を聞いてもらうぜ!」


私「ぜったいやだっ! ひとりでくたばれ!」



宇宙人『クルルルルル……』



私「やっばっ!」


裸のおじさん「うぎゃああああああああああっ!」(宇宙人に捕食される)


 廃線となった壊れた電車がある。


 私、電車の中に入る。


私「うっ? くさっ!」


西成区の女神「うぐっ! うぐっ! うぐっ! 誰じゃい!」(酒瓶をラッパ飲み)


私「あんたなんなっ! ぎゃうっ?」(宇宙人が電車に体当たりし、ふきとばされる)



宇宙人『クルルルルルルルルルル……』(あきらかに私狙い。西成区の女神はパスで)



私「宇宙人が、おぶっう?」(口に酒瓶を突っ込まれる)


西成区の女神「おう? お前も飲め飲め! どうせ世界は終わりじゃ!」(酔っ払い)


私「おぶっ! ちょっと!」(ホットモット)



――――



リアナ「はっ!?」(頭の中で電流が走る)


リアナ「あらあら。間違えちゃった。これコショウじゃなくて、塩ね」(お料理中)


真田「めちゃくちゃおいしいじゃないの! もっと料理を作りなさいよ! この私を苦しめれば!」(椅子に縄でしばられ拷問中)


リアナ「ちょっと待ってね。次はどんな拷問しよっかな。るんるん」



――――



私「……はっ?」(目がさめる)


私「えっ? 何?」(電車、ボコボコになり、何かの肉片と臭い液体がある)


西成区の女神「うっ……ううっ……」(電車の外で寝てた:血まみれ)


私「ちょっちょっと、ちょっと! 何が起こったの?」


西成区の女神「ううっ」(自分の体についた血をぺろんちょ)


私「これは……」


西成区の女神「トマト……ケチャップじゃ……がくっ」(しす)

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