3次元だと…!?
「君が、君が好きだ!!」「えっ♡」「ずっと待っていた。また会えるのを。」
きゃ~♡♡♡良いに決まってるじゃんか!こんないい声でそんな事言われたら、誰でも良いよ♡って言うよ~!!はぁ~声が神☆神過ぎる〜!!!そりゃ、布団に転がって悶えるさ。2次元サイコー!!声優さんサイコー!!
皆様、お分かりでしょう。私はヲタク。かつ、私の推しは"声"なのだ!!
だが声優さんを推しているのともチョット違う。面倒くさいが、声が良いと云うのは勿論"聞き心地がいい"それだけではなく、"顔と合っている"とか"低過ぎない"など基準が有り、人それぞれ似ていても違うしアニメのキャラ
〜〜〜長いので割愛〜〜〜
声質としては勿論男性が良いけど、あっ、でも女性が出す男性キャラクターの声も捨てがたいなあぁ〜。まぁ、とにかく!述べたのは私の独断と偏見の主観では有るがそれくらい声が好きなのだ!!
「わぁ〜!!!寝坊したー!!」
「遅れるよ!入学式遅刻はやめてよ!!」「はーい!!もうちょっと早く起こしてよ~」
「起こしたわよ!起きないあんたが悪いでしょ!!また、深夜アニメ見てたんでしょ!?」「(バレてる…)…行ってきまーす」
「気を付けてね!行ってらっしゃーい。」
「今日からか…頑張れ、私!」
一歩教室に入れば、中学の友達同士なのかおしゃべりしている子達、見かけたこと無い別中学の人達の方が多いか?
初めて見る教員に連れられ、ぞろぞろと不思議な緊張感が漂う体育館へ。見慣れない制服の先輩方、ズラリと並ぶパイプ椅子。着席し、式が進む。
「続いて 新入生代表、挨拶」
「はい。本日は私達のためにこのような場を設けていただきありがとうございます………」
!!!!!
小学5年生から高校生となった今まで声推しだけど、高校入学式にて衝撃を受けている!!新入生挨拶の彼!声優さんか?って言うくらいイイ声!!!こえ...こえ…え…ぇ……(脳内山びこ)
身長が足りず、前の人で顔は見えない。あ~名前聞きそびれた!あまりにもどストライクな声。低すぎず、落ち着いててイイ☆。久しぶりにゾクゾクする。(中々キモいぞ)ハキハキして喋っているけど、アクセントが強くなくて引っ掛かりがない。読み自体も上手い。うぅ~ん沁みる〜!!脳内が勝手にイケメンを想像してしまう。明るめ茶髪の短髪で〜、瞳は同じ褐色で切れ長。180センチを超える高身長は足がスラリと長く……なーんてうゎー私脳内お花畑や〜♡
いやいや、3次元にそんな奴はいない。まして、学生なんているわけ無い。
だから、あり得ない……ハズだった。
教室にて
「自己紹介をします。先ず、先生は松本圭です。今年新任ですが、皆さん宜しくお願いします。」
「先生幾つですか?」
「27歳です。」
「ヤバッ若〜い」「カッコいいよー!」
確かに顔は良い。声はまぁまぁ。流石大人の男性低くはないがチャラ過ぎもしない。
「あぁありがとう。素直に受け取るよ。さぁ、席順で自己紹介していこうか。」
「はーい俺は飯田です。宜しくー」皆で拍手。
順番に進んでゆく。ピンとくる声はいない。一緒のクラスじゃなかったんだ。あの人。はぁ~もう1回聞きたい。良いなぁ一緒のクラスの人達。
「おーい!次だよ!」ハッ!油断した
「あっはい。渡辺彩葉です。宜しくお願いします。」
パチパチっと拍手を貰えた。
「ありがとう。教えてくれて。」
「良いよー彩葉ちゃん。」
「呼び捨てでいいよ。」
「本当!?私は安井萌々。モモって呼んで!彩葉!」
「うん。萌々。」
かわいい。かわいい。かわいい。声もかわいい。女の子らしい高めの声にこのキャラ。しゅき♡こんなのバレたらドン引きだろうな。当分この事は黙っておこう。
ガラガラッとドアを開け、男子生徒が入ってきた。
「あーお疲れ様。皆自己紹介一通り済んだから、挨拶だけしとくか?」
「はい。西野奏です。宜しくお願いします。」
その声は、もう一度聞きたかったあの声だった!




