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カオス

真の存在

作者: 寿々喜 節句

私が酷たらしく野垂れ死んだとしても、

君がこの文章を読んでいる限り、

時空を超えて存在し続ける。

私は言葉であり文字である。

言葉を記憶を“刻む”とはいい得て妙だ。

物質は今やデータとなり保存され、

保存先はクラウドとなり永久になる。

人は生きる限り生きるが、

死なない限り生きるともいえる。

存在し続けるというのは、

死が生であり生が死であることになることを意味する。

もう私は存在しないし、

これからも存在し続ける。

人生は長く短く、

命は重く軽い。

忘れなければ、覚えている。

覚えていれば、

忘れない。

はたして君の中に私は存在するのか。

存在の証明は各々に委ねられる。

真の私の存在を君に。

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― 新着の感想 ―
[良い点] たぶん、我々──存在は、消えない。 我々が消える時、世界も消える。 ただし、世界の終わりも始まりも その成り立ちすら 知る者は少ない。 そして、世界は一つではない。 決して知り得ない情報と…
[良い点] そうですね、自分が消えても残るものってあると思います。 思いを込めて書いた言の葉たちは永遠の時を電子の海で生きていくのかな、なんて朝から考えました。 [気になる点] 節句さまの作品が読め…
2022/11/21 06:58 退会済み
管理
[良い点] 受けとりましたよ("⌒∇⌒") [一言] 言の葉というのは面白いものです。 おっしゃるように、言の葉へと刻まれた想いは、 伝わった想いが消えない限り、忘れられない限り、残り続けて生き続ける…
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