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人生色々

作者: れたすたろう

死とは生命が終わりを迎えること。消して逃れることの出来ない運命である。


毎日の様に死について考える。どうやって死ぬのが一番楽なのかを…。

例えば首を吊って死ぬ?いやこれは苦しむんだ末に死んでしまう、じゃあ包丁で心臓を刺す?これも心臓に届かなかったら痛い、じゃあ飛び降り?もし死ねなかったら後遺症が…。

色々な死に方を考えるが結局のところ実行はしない、ただ単に死にたいと思っていても死ぬのが怖いのだ。

だからといって生きていくのも大変である。

夢や希望が持てず苦しむ人もいればお金が無くて夢を諦めなくてはならない人もいる。

その人は前者で夢も希望も持てず苦しんでいる。

だから死にたいと毎日考え生きているのである。

そんなある日その人はほんの小さな一筋の光を見つけた!それはあまりにも小さく弱々しい光で手に取ろうとしても手に取れず何度も何度もその人の手からこぼれ落ちていく。それでもその人はその光を縋るように追いかけ数十年たったある日その人は衰弱により息を引き取った。

毎日の様に死について考えていたその人はたった一つの弱々しく光る小さな一筋の光を見つけ手に入れたいがためにあらゆる手を考えながら寿命が尽きるその日まで死について考えることをやめたのであった。

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