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中と外は別物です 5

遅くなりすみません。そしてちょい短いです。

気が付いたらもう40超えてることに驚きました……更新遅くて申し訳ないです。

 あれから半月が経ちました。

 あの後数日後の夜に友達に会いに行ったら「効果無かったの!!?」と言って驚かれ謝られたので、あの時にあったことを伝えた。


「「…………」」


「黒くない?黒くないダニエル?」


 真顔になった陽華が急に机を手を握りしめて思い切り叩き、莉愛を睨み付けた。


「……そんな…そんなことより!!……撮影はどうしたの?ねぇ!?まさかしてないの!!?」


「え?……言われてなかったし?」


「言われてなくても、録画しておいてよ!!」


 そう言って陽華は机に突っ伏して泣きフリを始めた。


「えっとぉ…ごめんね?」


「謝る気のねぇ謝罪なんざ、謝罪ですらねぇー!!」


 とりあえず謝ると、ガバッと頭を上げ睨まれ怒られた。


「だってそれどころじゃ…」


 いや、出掛ける前から装着してたらいけたか?でも、採寸の時に邪魔だし……あ、でも殿下のところに向かう馬車の中でかけることも出来たか……


「ほら!実はあったんでしょ!?」


「いやー…その、そこまで頭が回らなくて…」


「回せよ!空っぽの皺の無いつるつるの脳みそでも回せよ!!」


 失礼な!!

 発狂した陽華はまた机に突っ伏し、呪いのように何かを呟いているので、莉愛はコーヒーを飲んでゆっくりしようとした。

 

 陽華はその体勢のままため息を吐き、話し掛けながら起き上がった。


「……莉愛…そう言えばね、私再婚するんだ」


「え?そうなのおめでとう!大家さんの息子さんでよかったかな?ってか話変わりすぎじゃない?」


 「いいから、でないとキレそう」と言われ、陽華の話を聞かされた。

 なんと私を追い出したあの後、デート中に結婚しようと告白されたそうだ。陽華はバツイチ子持ちだからと言ったけど、それでも構わないと言われ、それに子供も懐いているらしく、まぁもう少し様子見するけどありかなって……


「くっそリアルが充実してて羨ましいなぁぁ、なぁ陽華さんよ!!」


 今度は私が手を握りしめて机を叩いた。


「ちょっとやめてよ、子供起きるじゃん」


 貴方もさっきしたよね…?

 じとめで陽花を見るとため息をつかれた。


「まぁそう言うことだからさ……今度の休みちょっと4人でこの家でバーベキューするから来るなよ?」


 へいへいというと、お婆さんが板についてきたねって言われた。巫山戯るなぁ!!

 その後何気ない会話をしそろそろ帰らないと陽華も明日仕事だからと思い、話を切り上げる。


「元に戻れたら出ていくね?」


「なんで?」


「だって、婚姻結んだら私ここに住めないじゃん?早めに出てけるように頑張るよう!」


「!!?ちょっと待って!」


 何かを考え始めた陽華。何かブツブツ言ってはっとしてこっちを見てきた。


「ねぇ!言っていい?彼に言っていい?」


「え?は?何を?」


「莉愛が異世界ライフをしてるって!!だってこんな美味しいのを逃がしたくない!!」


「いやいや、こんな話、信じられないでしょう?」


「そんなことねぇー!」


 凄い真剣な顔で口の前で腕を組み、こちらを見てくる陽花。


「なら、私の大切な情報源かつ楽しみを奪うなんて、友達としてどうなんだ?」


「いや、データ送るよ?…って言うか元の姿に戻ったら、もう向こうに行く用事無いんだけど…」


「私のために行け」


「いや…あのね?そもそも坊ちゃんの話を聞くために呼ばれただけだからね?そして、ドジっ娘ならぬ魔女は赤子になったのよ?私と坊ちゃん、もう話す内容なくない?」


「ある!おおありだ!」


「例えば何?」


「作れ!」


 んな、理不尽な……。


「とりあえず、また連絡は入れるようにするから…引越はちょっとだけ待ってね?」


「引っ越さなくて良いから」


「いや……はぁ……ま、向こうに帰るわ、おやすみ」


「進捗状況、報告宜しく、おやすみ」


 私は坊ちゃんにそろそろ帰ると、連絡を入れると凄く眠たそうな反応だったが、扉を開けると向こうに戻ることが出来た。




ーーーーーーーーーー

 ある日、一通の手紙が届いた。封蝋が着いているので、陽花のため写真を……背景も洋風なところに置いて一枚……って封蝋なんて現世でも出来るか、面倒だけど。


 さて中身を拝見……

 

 どうやら、検証の結果安全性が認められ適量も分かったから登城してくること。勿論今の姿ではなく幼子の格好でこいとのこと。日付も記載されていて、何時なんだろうかとサリアさんに聞いてみると明後日らしい。

 読んだ感想、えらい急な話だことで……そして何故、幼子なのか…考えを巡らせていると、坊ちゃんの遠い親戚扱いだったことを思い出した。非常に面倒だが、この辛い体とおさらばなので、この要求も吝かでは無い。いっそのこと高校生くらいのお肌に戻りたいなって思ったのは秘密だ。

 明後日呼ばれていると言うことと内容をサリアさんに伝え坊ちゃんにも伝えてもらえるよう頼んだ。

読んで下さりありがとうございます!!!

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