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無職になります

仕事が休みの土日は数学を教えることになってはや3か月

連立方程式まで教えました!連立方程式を使うと算数が出来なくなる不思議…に今レオンは陥っている。よく子供が出来たらどうやって教えたら良いんだろうとか言うけど、本当どうやったら良いんだろうね……?


今日は仕事です。最近暇です…先々月に発表されたのですが先方さんが事業縮小するんだとか。上はそれはそれはドタバタです。これは私も危ないのかなって思っていたら本当に駄目でした……

自主退職を促されてます…

 ぇえはい…私が何したって言うんですかー!!って感じですが新人なのでって言うことだそうだ……まだ23歳だよー!こんな若い子こそ育てていって長く働いて貰おうよ!!花があるよ!!…年齢だけで言うとね?

 とりあえず今月いっぱいで終わりなんだそうだ。有給無いから最期までフルだって!!フルだよフル!辛いわぁ…

 たまには坊っちゃんに私から愚痴ろう……

 最近土日以外呼ばれなくなったのでこちらから腕輪に話しかけて行くぞー!って伝えておいた。今日は花金なので夜更かしできるー!!

ちなみにこの腕輪、何でもこれ坊っちゃんには私の声が頭に響いてくるらしいんだよ…で、坊っちゃんは頭で喋ってるんだって。私のは私にだけ聞こえるんだそうだが……一人で話してたら変な人に見えるから私もそれにして欲しいんだけど無理らしい……




ーーーーーーーーー


「でさーあー、新人でまだ重要な仕事してないからって……重要な仕事なんて先方からきられたばっかじゃんってはなしよぉぉ」


「ぁぁ………もうそれ3回目だぞ?」


「五月蠅いなぁーたまには聞いて下さいよぉぉ」


缶チューハイを坊っちゃんの部屋に持ち込んで酒盛り中な、私。


「そんなに仕事したいならこっちでするか?」


「無理に決まってんでしょ?こっちのお金と私達のおかね違うから家賃払えないじゃん……もー、何でなのよー!!!」


「……」


「ぁあー、もう疲れたぁ…もう何処かに行きたい…でもおかねは無駄にしたくない……私こう見えても節約家なんですよ?凄いでしょう?趣味や生活費は毎月決めた金額しか使わないし…毎月五万貯めてるんだよ?凄くない?彼氏居ないし、友達とも滅多に会わないし使わないんだよね………あれ?私なんか寂しい人?もうやだぁ……どっか行きたい……!」


ん……待て……行けるじゃないか!!!

がばっておきて坊っちゃんを満面の笑みで見た。


「…ん!?な…何だ?」


「坊っちゃん、こちらの世界を旅行したいのでお金と宿泊先の提供をお願いします!!」


「え?」


「かわりに、こちらにはない向こうのお菓子とか探してもってきますし!ぜひ!あ、ならちょっと待ってて下さいね」


「あっ!おい!」


急いで部屋に戻り、あるものを探してそれを持ってもう一度坊っちゃんのところに戻った。


「はぁはぁ、これなんてどうです?電卓ですよ電卓!計算楽ですよー!」


「ぁぁ、うんそれは欲しいが、別にそんなもの無くてもいいぞ?お前の勉強は役立っているからな」


「そ?ま、でもいいやこれあげる!じゃぁー、今月末まであと3週間頑張ろう!」


「3週間とは21日であってるか?」


「え?そうですけど…」


聞いてビックリ!こっちでは1週間は6日しかないらしい1日私達とずれてたなんて全く気が付かなかった…

坊っちゃん曰く私が5日仕事して2日休みだから7日なのかな?って思ったんだそうだ……1週間6日の一月5週間の換算で1年は12ヶ月!これは一緒なんだけど最終1日ズレてるよね?今季節にたようなものだしズレてくるときまで契約していないと信じてる……


「じゃ、3週間後仕事終わったらくるね!あーでも、レオン君以外私のこと秘密なんだよね?どうしよっか?」


「いや、それが存在はバレてる。でないと勉強の時に茶器が三つもあったら可笑しいだろう?」


「えー、坊っちゃん実は口軽い?駄目だよー?口軽いと大人になっても信用性に欠けるんだから」


「いや、言ったわけじゃない。ただたぶんお前がいるときに魔法で詮索したんだろう」


「え?なに?エスパー?」


「えすぱー?」


「何でも無い、じゃ、1週間の着替えとアメニティーグッズとかかな?何処泊まったら良いの?」


「そもそも何処を観光したいんだ?」


「え?この国?ってバレてるならまずこのお家の庭からかな?その後はここから近い街とか?」


「なら、この屋敷に泊まればいいだろう、手配しておく」


「ありがとうございます、坊っちゃん!!3週間後の為にも仕事頑張ります」


「おう、頑張れ!」


「あ、いつものようにお呼びにも来られますし土日もこれるんで!いつでも呼んで下さい」


「ぁあ、分かった、あ!お前の服こっちでは浮くから用意してやるから、今度適当にサイズ測らせろ」


「……いやん、坊っちゃんのエッチ」


「エッチ?なんだそれは?」


「…スケベ、変態、相手を性的に「俺じゃなくて仕立屋に測らせる」」


「………」「………」


「そこまでしてもらうとか悪いから良いよ、やっぱ来るの辞めとくわ」


「ちが!いつもお前に愚痴を聞いてもらったり、勉強見てもらって凄く役立ってるからそのお礼だ!」


「…たいしたことしてないんだけどな……」


「それにこの計算機は非常に助かる」


そう言ってとりあえずで渡した計算機を手にして見せてきた


「あー……ま、いっか?それ電池式なんでまた予備で電池買って渡しますね?使えなくなったら電池交換したら動くんで」


「う、うむ。電池が何か分からんが分かった」


「じゃ、とりあえず今日の所は帰ります。おやすみなさい、それからありがとうございました、愚痴聞いてくれて助かりました。それに旅行の件もありがとうございました。では、失礼します」


「ああ、おやすみ」


私は部屋に戻ってきたので歯磨きして寝ることにした。

梨愛の給料の内訳

18万手取り

家賃4.5万

奨学金1万

水道2か月4千円、1月2千円

電気とガス5千円

携帯とネット 1.3万

食品2万

趣味や服、雑貨など3.5万

残り貯金


凄く節約してるわけでも散財してるわけではないかな?

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