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坊っちゃんは口が軽かった!?

 結局1週間呼ばれず次の週の休日になった。こんなに呼ばれなかったのは初めて…珍しい……

 昨日は花金で結局遅くまでアニメ見て寝てしまい、ただいま10時です……休みの醍醐味ですね!先週も結局片付け終わらなかった。

 とりあえず部屋着に着替えて片付けをしないとなぁ


「リア今良いか?」


ちょうど昼頃にエルリック坊っちゃんから連絡があった。


「はい、大丈夫ですよー、何かありましたか?」


「今日は夕方頃来て欲しいんだが大丈夫か?」


「大丈夫ですよー」


「ではまた夕方連絡する」


「お願いします」


珍しい…召喚されてから一月ちょっと経つけどいつも夜だったのに…何かあったのかな?いや、何かあるね!!それよりも本の位置を変えようかな!大判の青年と………




 はっ!気が付いたらもう3時!またやってしまった……本を直そうとちょっと中を見たら止まらなくなってしまった…!!やってしまった。半分行ってるけど後半分……


お菓子をつまみながら直そうとしたのが悪かったのか……はたまた中を読もうとしたのが悪かったのか……お菓子食べながら読むとかマジで優雅だわ!さすが休日!!しかもお菓子食べてたからお昼食べるの忘れてたわ…

 夕飯はちゃんと料理でもしよう!呼ばれるのは夕方で居ても1時間だし……昨日特売金ちゃんで何かと安かったので色々買い物したので冷蔵庫の中は食料が豊富!!ので……サラダとあ、トマト缶あるし肉でも煮込もう!!ついでに多く作って残りは明日の昼にたべよう!本を適当に棚の前に置いてキッチンに向かった。そのうち本は片付けるさ。


ご飯ができあがった頃ちょうどエルリック坊っちゃんから連絡が来た


「そろそろ来て欲しいんだが大丈夫か?」


「はい、大丈夫ですよー」


さすがにタンクトップに短パンという部屋着スタイルは失礼かな?初めて召喚されたとき契約後に文句を言われ、呼ばれていったときに初めのうちは何度か服について五月蠅かった……

うーん…とりあえず外に着ていける上服に上着にロングスカートを履いて……これで足は隠れたし!パンプス持って……いざ出陣!!!


「ただいま参りましたー」


って言いながら落とした靴を履いていると聞いたことがない声がした。


「これが例の………人か?」


「あぁ、名をリアというんだ、リア、お前なんて顔してんだ」


驚いて口をあんぐりと開けてしまっていた。

いやいや、誰よ!?というか自分で他のもの知られたくないとか秘密とか言ってたくせに何ばらしてんのさ?ってかイケメン過ぎるでしょう!!?

エルリックが白金でこの少年は黄金まさに反対!!イケメンが並ぶと眩しいわぁぁぁ目の保養目の保養!!!保存しないと!


「と、とりあえず一枚いいですか?」


「はつ?」


「あ、ポーズはお好きにどうぞ!!あ、二人組んで下さってかまわないですよ!!」


ぁあ、イケメン二人とかよだれ出るわよおばちゃん!!まだ二十台前半なんだけどね!!ささ、携帯携帯!


「なんだそれは?」


「何でも良いですので決めポーズお願いしまーす」


「なんだきめぽーずとわ?」


「あ、もう何でも良いんで視線はこの黒い部分にお願いします」


って言ってカメラの部分を指さして視線を向けさせて……連写

驚き顔もステキです!はい!


「ありがとうございます」


「なんなんだ?」


「いえ、もう、はい、ありがとうございます」


「説明しろと言ってるんだ」


「安心して下さい。ただの一瞬にして出来る絵のようなものを撮らさせて頂いただけですので…ぇぇはい、ところで本日はどのようなご用件で?」


「お前いつになく饒舌だなぁ……」


「え?そうですか?そうですねぇ…同じ人種じゃなく肌の色が違う人種って3割増しで見えるらしいですからね!イケメン度が3割増し!しかも元々モテてそうな顔なのに余計にイケメンに見えて…元々10点満点の満点フェイスなら13フェイスになるんですよ?凄いですよね?……何が言いたいか、ですか?はい、もう幸せです。この画像はデスクトップの背景にでもしますね?もう、毎日なめ回します!ぇぇありがとう」


「すまん…お前が何を言っているのか全く理解が出来ん。」


「かまいません、そういうものです、でご用件とこの方は?」


私の頬が緩みに緩み、もうふにゃっとした顔で話ながら私は携帯を上着のポケットにしまった。


「それがお前のことバレてしまって、今日会わせてくれと言われてな」


「通りでこの時間なわけですね?と言うか坊っちゃん喋っちゃったんですね?」


「あぁ……うんまぁ、そうなんだがな…」


「口が軽すぎやしませんか坊っちゃん、あ、そこの人初めましてリアと申します」


私は黄金の美形に挨拶をした。挨拶は重要ですよね?あわよくばこの屋敷の庭で椅子に座って茶をしばいている写真を一枚貰えたらいいのになぁ………


「ぁあ、初めまして、レオン・ルーズベルトだ。ところで先程しまわれたもので何をしたのか見せて貰っても?」


「いいですよ?」


と言ってイケメンの隣に行って携帯をつけカメラを起動させる。で、坊っちゃん向けてパシャリと……


「へぇー、何これ凄いね?魔法の転写より綺麗だし」


「そうなんですか?と言うか転写とかあるんですねー。あ、これ以外にもこの携帯いっぱい機能あるんですよ?ただ電波が入らないので……強いて使える機能はタイムウォッチと電卓かな?」


「タイムウォッチとは?電卓とは?」


イケメンちょっと顔近い顔近い!!!

一通り説明すると、凄く羨ましそうにされた。


「それさえあれば面倒な計算できるじゃないか!サインコサインだったか?その計算式も入ってるとか凄いじゃないか!!」


ぇえ、本当有能で依存症になる人も居ますからね?私はゲームにはまったときはなりましたけど!!


「レオンは計算が苦手だからなぁ」


「ってかサインコサインは中学レベル……ってちょうど坊っちゃんくらいの時に習うし今欲しいものだよねー」


「ま、まだそんなところまで習ってない」


「え、今何習ってるの?もう15歳だよね!!?」


聞いてビックリ算数だよ!!!数学は???計算面倒じゃないの?連立方程式は!?って聞いたら何だそれ?ってなって、ちょっと数学を教えることになった……教科書無いから買いに行かないと!!

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