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敵はドラゴン、海賊版2

正直色々とネタ切れ

裏設定(厨ニ病的黒歴史ノートとも言う)もイラストもほぼ出尽くしてしまった。

元々遅い執筆ペースが更に遅くなりそう。

14


外骨格に穿たれた穴に撃ち込まれたビームにより、多少はダメージが与えられたようだが致命傷には程遠いようだ。俺達が危険だと理解したドラゴンは、ビームを撃ち込ませる隙を見せなくなった。胴体部分に更に穴を開かせるにも、パイルバンカーは先ほどの攻撃でだいぶ消耗している。


「こうなったらディスラプターを使いましょう」とエリシエル。


「馬鹿な事を言ってるんじゃない。この星を滅亡させるつもりか!」


宇宙空間で使用する事が前提のディスラプターをこんな場所で使用すれば、敵も味方も全て巻き込みこの星の生態系すら破壊する大惨事になる。もはや見境がなくなってるぞ、エリシエル。


「ちょっと落ち着こう。フロイデルさんと連絡はつかないのか」


ドラゴンの膨大な魔力により電磁場が歪められ無線通信はほぼ出来なかった。超高周波での通信は可能だが、フロイデルさんに渡している簡易トランシーバでは対応出来ない。


「無線での通話は難しいですが音波共振器を使い、音をビーム状にして発振すれば相手にこちらからの音声を届けられます。相手からの音声は、装甲板の振動を光学センサーで拾いフィルター処理すればなんとか聞き取れるかと」


「それで行こう。この方法なら無線を持ってない他の機人とも連絡がつくな」


「了解。それから、先程開けた穴も徐々に修復されているようです」


リジェネ持ちかよ。HNMでリジェネ持ちってのは反則だよなあ。


早速フロイデルさんに通話する。


「おお、ケーチ殿か。トランシーバでの通信が出来ずに困っていたのだ。なんとかドラゴンの出現だけは伝えたが、来てくれて助かった」


「はい。マリエちゃんの手助けもあって、この場所に来る事ができました。トランシーバは使えませんが視界が通る場所に居れば会話が出来ます。ですが、先程なんとか開けた穴も徐々に修復されているようです。そのため急いでやってほしい事があるのです」


「わかった、それで吾輩は何をすればいいのだ」


俺はフロイデルさんに急遽考えた作戦を伝える。


「ふむ、それは吾輩一人では難しい。他の機構人とは連絡はつかないのか?」


「任してください」とエリシエル。


「音声通話程度ならデジタル通信の要領で、チャンネルを複数用意すれば擬似的に全員と会話可能です」


「皆さん聞こえますか?」俺が話すと、瞬時にザワザワと声が帰ってくる。



「えっ」


「う、なんだ」


「何処から聞こえるんだ、この声は?」


各人、各々に驚いた様子だ。


「その声はケーチ君ですね」


アーさんの声がする。何処かで見た機人が居ると思ったがアーさんだったか。ってことはベーさんと隊長も居るはず。

とにかく時間がないので、急いで作戦を説明する。


「俺のこの剣を、ドラゴンの胸の穴に突き刺して欲しいのです。自分でやれれば良いのですが、ビームやらパイルバンカーやら色々やり過ぎたせいで、ドラゴンに警戒されてなかなか近づけないのです」


「作戦は了解した。しかし吾輩一人では難しい。誰かに囮になり注意を引きつけてもらう必要がある」とフロイデルさん。


「それは俺がやります」と言うと。


「ケーチ、一人で格好つけるな。俺達も囮をやるぜ」


「アーさん、ベーさん、隊長」


「これで作戦は決まった。囮以外の機構人は吾輩のサポートをお願いする」


「よ〜し、作戦決行!」と隊長が言う。っていうか、なんで今まで何も口を出さなかったのに、ここだけ仕切るかな?


ーーーーー


このドラゴン、実は名前がある。リーベンシュラウツと言うらしい。なんでも数百年を生きた悪名高い古竜で、今まで誰も倒せなかった。

そしてドラゴンの成長は限界がないので、どこまでもデカくなる。普通の生物なら大きくなり過ぎると動けなくなり自滅してしまうのだが、魔法によって身体を強化する事が出来るドラゴンは大きければ大きいほど強い。全長130mのリーベンシュラウツは最強クラスの強さを持っている。


俺はグライドを奴の鼻先を掠めるようにして飛ばす。


「光学迷彩を0.3秒おきにオンオフさせろ」


「了解」


光学迷彩をオフにした際は停止。オンにした時は高速で移動。と言う無茶な機動を繰り返す。慣性制御があるからこそ可能な動きだ。その結果。


「おおお、何体にも分身して見える」とアーさん。


「必殺、影分身」


偉そうにエリシエルが言う。っていうか誰も殺してないのに必殺はないだろう。


ドラゴンがブレスを吐くが、この機動に幻惑され当たらない。


「フハハハハ、それは残像だ」


すいません、それが言いたかっただけです。


アーさん、ベーさん、隊長さんの三機は、三位一体の攻撃を繰り返す。それを見たエリシエルは


「マッシュ、オルテガ、ジェットストリームアタックだ」とか言い出す。


そして俺達が囮を頑張っている隙に、フロイデルさんがドラゴンにガラスの剣をぶち込んだ。




黒い三連星の三人目ってガイアだったよね。以外に忘れてるんだよねえw

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