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悪役令嬢・白鳥エリカの受難~真犯人は別にいる!~  作者: ハヤカワ
〈第一話 悪役令嬢と割れた花瓶〉
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プロローグ


 ぜったい-ぜつめい【絶体絶命】


 困難・危険から、どうしても逃れられないさま。追いつめられ、切羽詰まったさま。▽「絶」は窮まる意。追いつめられ窮地にある立場や状態をいう。


           ―――[新明解四字熟語辞典]





 人間、切羽詰まったときにこそ頭は目の前の現実から逃れるためか、妙に突飛な方向へ逸れることがままある。今まで動揺すると素数数えはじめる人を見て、そんな人間マンガの中ぐらいにしかいるわけないじゃ~~ん、って思ってきた。



 だけど、今ならわかる。

 これは逃避という、一種の自己防衛なのだ。



「それで、白鳥。お前はクラス全員が授業に出ている中、()()()()()()()()



 私、白鳥しらとりエリカ。

 ただいま、この学園で一番の権力者・花山院かさんのいん平馬へいまと、その親友・西門にしかど和道かずみちによって、絶賛断罪裁判中です……。

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