精神地図・振り返り
第十一回三題噺参加作品。 お題は「契約」「家族」「マップ」
お題が長編のテーマと被っているので、これといって思いつかず、子どもに聞いた夢の話を書いてみました。
六道輪廻の環に堕ちる夢を見たのだそうです。家族揃って。透明の道から下を見下ろすと地獄が見えたそうです。家族は同じ道を選んではならず、別々の道をそれぞれ歩むのだそうです。
お題に合わせて、道を選ぶではなく、地図がある設定に変えました。
本来、
マインドマップ ……トニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。
(ウィキペディアより)
なのですが、精神世界の地図としての六道輪廻図に、呼称としてのマインドマップがしっくり合う気がしてつけたのですが、この呼称、商標登録! 知っていて使うのはマズいかと、後から題名を変えました……。
自分で書いていて何ですが、私は天国とか地獄に興味ありません。「地獄の惣兵衛」の絵本は好きですが……。
仏教世界の地獄のイメージを固めた僧、源信のイメージ力は凄いな、と思うくらいで……。
源信の記した地獄のイメージも夢から得たものではなかったかな、と記憶に引っ掛かっているのですが、ちょっと調べてみてもそんな記述はでてこないので、記憶違いかもしれません。
本文に出て来る、鶏・蛇・豚は、「三毒」と言われる煩悩です。それぞれ、貪・瞋・癡を表します。
貪……むさぼり求める心。
瞋……怒りの心。
癡……真理に対する無知の心。
なのだそうです。
なんだか仏教説話みたいな短編になってしまった……。




