異邦人 / 奇襲 / 観客
*「そうだ旅に出よう」で始まり、「大丈夫、わかっているよ」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以内でお願いします。
【異邦人】3ツイート
そうだ旅に出よう。
夏が終わり鳴り響いていた蝉の声が鈴虫の声に変わる頃、ふと思った。思い出の溢れるこの地に留まり続けるのは、辛すぎたから。
この夏、貴方が旅行者としてこの地を訪れたように、私も通り過ぎるだけの誰かになってどこかの地を訪ねよう。
そうすればきっと……。
出逢いは特別のものではなく、そこかしこにあるものだと思うことが出来るだろう。貴方が私の特別であったように、私が誰かの特別になれるかもしれない。
風が吹き抜けるように。
やがて舞い上がった木の葉が地面に落ちるように、舞い上がった心も鎮まる日が来るのだと信じる事ができるかも。
知らない時を、知らない場所で、知らない誰かになって。
刻まれた記憶を、知らない空気で覆い隠し、全て忘れてしまえばいい。
どこかを旅する私はきっと、貴方の知らない私。
もし出逢うことがあっても、目と目を交わすこともない。
貴方の知らない異邦人。
大丈夫、わかっているよ。
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う~ん、分かりづらい。彼女は彼の住んでいるところへ行くのですが……。
*『弁当、人質、フライング』です。280字以内で書いてください。
【奇襲】
大使館に籠城するテロリストと人質の為に、毎日松花堂弁当が差し入れられた。その中には小型無線機が隠されていた。無事人質の手に渡った無線機で情報を交わし突撃の日を決める。だが突如始まった銃撃戦に人質たちは震え上がった。聴いていない。フライングだ。家具の陰に隠れるのが精一杯だった。
***(空白・改行含む):278字
日本大使館に籠城するテロリストと人質の為に、毎日、松花堂弁当が差し入れられた。表向きは食事の補給。だが実際は秘密裡に人質たちと連絡を取り、内部の様子を掌握するためだった。弁当の中に小型無線機が隠されていたのだ。
テロリストとの交渉は難航していた。無事人質の手に渡った無線機で情報を交わし、突撃の日を決める。奇襲をかけるのだ。
緊張の中、決行の日が近づく。だが突如始まった銃撃戦に人質たちは震え上がった。聴いていない。フライングだ。各所で上がる爆撃音に、飛び交う罵声。撃ち込まれる銃弾に、立ち込める硝煙。せめてもと、家具の陰に隠れるのが精一杯だった。
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元ネタわかるかな?
*『コノハミミズク、物言い、ティンパニ』です。文字数は無制限なので頑張って書いてみてください!
【観客】
森の中で一人ティンパニを連打する。
静寂を打ち破る激しい音に、小鳥がバサバサと飛び立っていく。
だが眼前の枝に留まる白いコノハミミズクは微動だしない。物言いたげに僅かに首を傾けたまま金色の目で僕を見ている。何故と問う様に。
馬鹿にしているのかと、そんな気に駆られ益々激しく打ち据えた。
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ちょっとセロ弾きのゴーシュっぽい?




