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マーチ / 独占 / 仮装

*『オーディトリアム、スネアドラム、メタモルフォーゼ』です。文字数は無制限なので頑張って書いてみてください!


【マーチ】


壁に囲まれたオーディトリアムから飛び出した。一列に並んだスネアドラムは蒼穹に踊る。同じ楽曲とは思えないメタモルフォーゼした音が、ストリートを闊歩する。壁を取り払い解放されたのはこいつだけではなかった。抜けるような空を目指して、ビートにのって高く、遠くどこまでも飛翔するのはこの魂。



――――

オーディトリアム…公会堂、講堂なの聴衆を収容する屋内空間。

スネアドラム…小太鼓。





*『トンネル、公園、暇つぶし』です。250字以内で書いてください。


【独占】


その公園にはコンクリートの小山がある。山の中腹にはトンネル。夏の暑い日もその中はひんやりと冷たくて。一人っきりになりたい時、格好の暇つぶしの場所だった。日向の喧騒は聞こえても、誰も入ってこられない僕だけの空間。だって、僕は気にしないもの。ここで知らない誰かが死んでいた事なんて。


***(空白・改行含む):250字


 この公園にはコンクリートの小山がある。山の中腹にはトンネル。夏の暑い日も、その中はひんやり冷たくて心地良い。膝を抱えてぺったりと背中をつけていると、火照った躰もすうっと冷える。


 一人っきりになりたい時は、格好の暇つぶしの場所だ。日向の喧騒は聞こえても、誰も入ってこないもの。皆、臆病な奴らばかりだから。僕がここにいることを知っている癖に、遠巻きにして見ているだけ。誰もこの小山には近づかない。


 だからここは僕だけの空間。

 だって僕は気にしないもの。

 ここで誰かが死んでいた事なんて。





*『勝鬨、紙粘土、ハンガーラック』です。文字数は無制限なので頑張って書いてみてください!


【仮装】


ハンガーラックに吊るされた沢山のゲソに、皆、顔を見合わせて満足そうににまにましている。別にイカの干物を作っている訳ではない。あれは紙粘土を乾かしているのだ。年末の仮装大会で優勝を目指して、僕たちはイカになって作り物の大海を泳ぐ。本物そっくりの出来に、もう勝鬨の声が上がりだす。







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