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【スタッカート】 / 旧友 / 昼と夜

*『すみつきパーレン、スタッカート、紙粘土』です。文字数は無制限なので頑張って書いてみてください!


【スタッカート】(140文字)


【スタッカート】と表題のついたその紙粘土の作品は、子どもの作ったものとは思えないほど、完成度の高い現代アートだった。様々な大きさの球が、針金や糸を通じて連なっている。躍動感あるそのリズムは無秩序で連続性は無いのにも関わらず、離れて全体像を見た時には、見事なハーモニーを奏でていた。






*『口癖、口封じ、駐車場』です。280字以内で書いてください。


【旧友】(140文字)


酒が入ると昔のことを語りだす奴だった。その度に俺が顔を強張らせ、冷や汗を流している事を楽しんでいる様に。頼まれた訳でもないのに援助する俺に、「悪いねぇ」と口癖のように繰り返す。口封じの金だと解っている癖に。こんな関係を終わらせる為、俺はこの駐車場であいつが来るのを待っているのだ。


***(空白・改行含む):280文字


 これから向かう開発中のニュータウンへの地図を膝に広げ、苛々と時計を確認する。この駐車場で、奴が来るのを待っているのだ。


 同窓会だの、忘年会だので集まる度に、酒が入ると昔のことを語りだす奴だった。奴の言い出す支離滅裂な想い出話に、俺が顔を強張らせ、冷や汗を流している事を楽しんでいる様だった。


 怪しい事業に手を出しては失敗を繰り返す奴に、頼まれた訳でもないのに援助する俺。へらへら笑いながら「悪いねぇ」と口癖のように繰り返す奴。当然のように。口封じの金だと解っているのだ。


 もう充分だろう? 終わらせてやる、今度こそ。今日が、奴の命日になる。





*『二毛作、ハンガーラック、ハンガーラック』です。文字数は無制限なので頑張って書いてみてください!  #物書き即興力テスト改


【昼と夜】(140文字)


披露宴の二次会会場は、昼は蕎麦屋、夜は和風バーに変わる二毛作店だと聞いていたが、いきつけのこの店だとは知らなかった。ハンガーラックにコートをかけ、仄暗い照明の下カクテルを配って歩くウェイトレスを唖然と眺めた。黒服のすかしたあの子は、「まいど!」と、威勢のいい昼間とは別人のようだ。



(昼と夜で営業形態が変わる店を、二毛作店というそうです)




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