鳴る疾風勁草
時の風は
いつも強く
あなたに吹く
強く折れ曲がる事を
望むように
あなたに吹く
その中で
自らの意思を変えない強さは
草と変わらない強さは
あなたの根元を
信用に値すると見る
そんな
一つの武器になるのです
鳴る疾風勁草
枯れ果てた草など
見向きもしないでしょう
鳴る疾風勁草
強いとは
力の話では無いのでしょう
あなたの中の必要な物を
根元から抜かれても
あり続ける
世界中の人間を
敵に回しても
あり続ける
青臭いようですが
それも
間違い無く
強さでしょう
世の中には
色んな事があるもので
その中で
自分の意思や
節操を変えないとは
難しい話かもしれない
でも それは
自分の武器だった物を
使い物にならないように
してしまうもので
自ら進んで
そんな事はしないでしょう
「受け入れられないから」
そんなものは二の次で
命の次に抱き締める物は
あなたのオリジナルである
意思と守りたい形でしょう
初めからわかっている物を
捻じ曲げてまで
あなたは何をやりたいのですか
嫌われないようにする事で
必要だった誰かに
好かれない事も
あるかもしれないのに
鳴る疾風勁草
枯れ果てた草など
見向きもしないでしょう
鳴る疾風勁草
強いとは
力の話では無いのでしょう
あなたの中の必要な物を
根元から抜かれても
あり続ける
世界中の人間を
敵に回しても
あり続ける
青臭いようですが
それも
間違い無く
強さでしょう
地位に怯えて
年齢で怯えて
力に怯えて
嫌われない為に
尽くすのなら
虎の威を借る狐を
大好きだと
言ってるようなものだ
違うのだろうか
違うのならば
言えば良いのではないか
明確な理由と共に
私はこう思いますと