突然の別れ
私は韓流ドラマの大ファンでいつか朝鮮王朝の時代を舞台とした小説を書いてみたかったので
たくさんの人に読んでもらったら嬉しいです。
これは李氏朝鮮王朝の時代第21代英祖と
第22代王の正祖の時代をモデルとした
物語です
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後ろから追い掛けて来る
たぶん奴婢狩りだ 逃げないと
いつもはあちこちを走り回っている私もさすがに疲れる
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「私の名はソン・プヨン、プヨンには蓮の花
という意味があります年は8つです」と私は今日通いはじめる塾で自己紹介をした。
今日はわずかだがひとに話しかけることができた。家に帰ると母が待っていた母は臨月で今は赤ちゃんに着せる産着を使っている。
私の父は役場の奴婢でけっして裕福ではなかったが幸せだった。私は近所の子とよく遊びときどき役場にこそっと入っては書を読んでいた。
しかし、夕方になるとお役人さんがいえへたくさん入ってきた。なんと父が両班のホン・タヨル様を殺したのだだという。
私はそんなはずはないと思った。父は人柄がよくみんなに対してもとても優しかったからだ。
私は何度も役場へ行きました。しかし、訴えは聞き入れてもらえず門前払いでした。
そして、父は翌朝処刑されることになりました。
私は強い憤りを感じました。
「奴婢というのはこんなにもたやすく命を奪われるのか両班と何が違うの同じ人なのに」
家へ帰ると、家主さんが家から私たちを追い出そうとしていた私たちは仕方なく家を出て
山へ行った。すると、母が産気付いた。
たぶん父が処刑されることに相当なショックを受けたのだろう。
翌朝私の弟が生まれた。しかし、母は体力がなかったのか
「ごめんね。必ず生き残るのよ」と言って死んでしまった。
私は絶望した。当たり前の日々はこうして突然終わりを告げるのだと
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「ホン・タヨルの件はきちんと始末したか」
「ええ、全て計画どおりです。罪を近くにいた奴婢にかぶせました」
「よろしい。ホン・タヨルはいささか我々にとって目障りだった。」
「よし、それでは妻子はホン・タヨルが奴婢を清国に売ったとして流刑にしろ」
今話しているのはホン・タヨルを殺した張本人ミン・ユである。
「そこまでなさるのですか?」
「当たり前だ復讐されては困る」
ホン・タヨルもおとなしく我々が世子を失脚させようとしたことを黙っておけばよかったものを」