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魔獣を従えし英雄  作者: 神原 優仁
第1章
3/30

ステータスは予想の少し斜め上でした

少し遅めの更新

後今回も短いです

アスフィルに呼ばれて全員大広間に集められる。

生徒はこれから何が起こるのか大体予想しているのであからさまにそわそわしている。

暫くすると大広間の入り口からアスフィルが入ってきた。


「皆様、集まりましたね、それではこれからステータスプレートを配りますので受け取ったら一緒に配った針でステータスプレートの真ん中の丸い部分に血を垂らしてください」


全員にステータスプレートが配られる。

もちろん優也の元にも配られてきたので期待と不安の入り混じった表情でステータスプレートに血を垂らす。

ステータスプレートに表示された情報は....

_________________________________

上木優也 レベル1

カッコの中は????時表示

筋力 10()

耐久10()

敏率 10()

体力 20()

魔力 50()

魔耐久 10()

天職 ?????

スキル

錬金 ?????

言語理解_________________________________


「ですよね〜」


優也が予想した通り、明らかに普通だった。平均よりかは少し高い位だろう。

それに何故かは分からないが天職の欄が文字化けしていて何かも分からない。

それとステータスの横にあるカッコの中がどういう状態で上がるのかよく分からないという、謎だらけのステータスになっている。


「表示されたらどうすればいいんですか?」


優也が現実逃避をしていると修斗がアスフィルに声をかける。


「これから貴方方の指導者に来てもらいますので、その方に渡してください」

「分かりました」





暫くそのままでいると正面の入り口から豪胆そうな男性が入ってくる。

頬に傷を作っており、目も鋭い眼光を帯びている。一目で歴戦の戦士とわかるような人だ。

その男性はアスフィルのすぐ隣まで来ると一度アスフィルに跪いてからその顔を上げこちらを向き声を張り上げる。


「これからお前達の指導をする、ダン・グリードだ、堅苦しいのも嫌いだからな、気軽に行こう!」


そういってダンはにかっと人当たりが良い笑みを浮かべる。

見た目に反して案外友好的な人柄だ。


「早速で済まないがお前達の見せてもらおうと思う!確認を終えたものからこっちに来い!」

「それじゃあ俺から宜しくお願いします」


そういい一番に修斗が申し出る。

修斗のステータスプレートを受け取るとダンはその目を見開き豪快に笑い始める。

いきなり笑い始めたダンに修斗が訝しそうにしているとダンは修斗の背中をバンバン叩き始める。


「このステータスは何だ、このステータスは!?普通の奴の軽く10倍はあるぞ!?」


修斗のステータスはこうなっている。

_________________________________

矢沢 修斗 レベル1


筋力 100

耐久 100

敏率 100

体力 100

魔力 100

魔耐久 100

天職 勇者

スキル

剣術 光属性適性 闇属性耐性 物理耐性 先読 剛力 複合魔法 言語理解

特殊スキル

光明王の加護

_________________________________


チート以外何でもないステータスだ。ドラ◯エの主人公とかでもこんなに最初からスキルがあるはずかない、それにステータスも優也の倍はある。


ついでに言うと、光明王の加護と言うスキルは光属性の攻撃力を1.5倍にして武器の中でも光属性、聖剣、などの武器を使った時の効果が一番絶大になる。

闇属性の攻撃も受け付けないで、もしされた時はその闇を浄化する。

光属性適性と組み合わさると強力なスキルなのである。

光属性適性を修斗は持っているから火力が凄いことになってしまっている。

そしてもう一つ、精霊の類の加護は身に危険が迫っている時に精霊が問いかけてくれることがある。

その力を磨けばいずれ精霊と直接話をすることが出来るようになるのだ。



他のクラスメイトも次々とステータスを見せて行くがそれぞれもうチートだった。やがて優也の番がくる。


「あ、うん、錬成は消費魔力は少ないからな、使い方次第で戦闘にも使えるかもしれないからな、頑張れよ」


明らかに気を使われた。

周りの生徒達も場の空気は一応読んでいるが今にも笑い出しそうになっている。


「だか、こんなステータスは初めてだな、分からないというのがな」

「え?」


当たり前の反応に落ち込んでいると優也にダンは少し考える顔をしながら方に手を掛ける。


「もしかしたらこの表示されてないところがお前の本当の力かもしれないからな、この力を何としても覚醒させるのがお前のこれからの課題だ」


そういいダンは肩を叩いて次の生徒の方に向かう。

優也は暫くその場で呆然と立ち尽くしていたが暫くしてから小さく手を握りしめ頑張ろうと決心を決めたのだった。

これからテストなので少し更新遅くなると思いますけど出来る限り早く更新していこうと思います。

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