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良いご身分

 さて今日は月ちゃんの家にお呼ばれです。


 お呼ばれと言っても、いわゆる勉強会というものではじめは皆で机に向かっていました。


 雪ちゃんは一人漫画を読んでいましたが。


「冬ちゃん、もう宿題終わったの?」


「桃だってあと少しでしょ?」


「お二方とも早いですね」


 月ちゃんが焦ったように言いますが、あたしは首を横に振って「どこかわからないところある?」と尋ねてみました。


 月ちゃんに言われたところを教えようとしたのですが、冬ちゃんが代わってくれてあたしも宿題を終えました。


 しばらくして月ちゃんも終わったので三人でトランプをすることにしました。


 あたしたちが楽しく遊ぶ中、雪ちゃんが机を叩いて抗議します。


「人を呼んでおいて、お客さんであるボクを放って置いて遊ぶなんて良いご身分だな」


「勉強会しようって集まったのに最初に漫画を読み始めた方が良いご身分だと思うけど」


 月ちゃんは突き放すようなことを言いましたが、最終的には手伝ってあげていました。

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