表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
811/1000

目安

「面接の時に小説を書くのが趣味ですっていう事があるんだけど……」


「それ言うんだな」


「むしろ、これを言わないと私の大学生活ってほぼ無なのよね。


 「貴女が大学時代に頑張って来た事はなんですか?」って言われると「小説書いていました」ってしか言えないのよ。


 まあ、実績は無いんだけど……」


 お兄ちゃんが攻めていないのにねぇねの肩が落ちてしまいました。


 まあ、お兄ちゃんに文句を言われた時にねぇねが落ち込む事って少ないですが。


「えっと、趣味ですって言ったから何かあったんですか?」


「あ、そうね。それでたまに「一日に何文字くらい書くんですか?」って追撃が来るのよ」


「追撃……なあ。確かお前筆は遅くなかった気がするが」


「遅くは無いと思うんだけど、一日に何文字って言われも正直困るのよね。


 筆が乗っている時と乗っていないときでかなり違うのよ」


「そうなんですか?」


 思わず口を挟んでしまいます。でも、考えてみればそう言う話は聞いたことがありました。


「例えば400字程度の話でも、15分でかけたり2時間くらいかかったりするのよ。


 それと同じで、一日で5000字しか書けなかったり、10000字以上書けたりするから答え方に困るのよね」


「多い時で一万字くらいですって言っておけばいいんじゃないか?」


「まあ、そうなんだけどね」


 ねぇねは何だか煮え切らない感じでした。

 この長さを書くのに二時間かかった日があったなと懐かしくなります。

 今でもかかることあるんでしょうけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ