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明日やろうは

「明日やろうは馬鹿野郎っていうじゃない?」


「そうだな。馬鹿野郎」


「今回は甘んじてその誹りをうけるわ」


 ねぇねがお兄ちゃんの言葉をまともに受け取るなんて、明日は雨でしょうか。


 でも、天気予報では晴れだと言っていたので、折り畳み傘が必要ですね。


「ねぇね、何があったんですか?」


「昨日夜小説を書こうと思っていたのよ。でも、やる気があっても眠くてね。


 「馬鹿野郎でもいいから寝よう」と決めて寝たわけよ」


「それが、何時なんだ?」


「九時半くらいね」


「よう、馬鹿野郎」


 ねぇねの眉がぴくっと動きます。


 でも、怒らないのでやっぱり明日は雨だと思います。


「まあ、それで今日朝起きたらやる気無くなっていたのよ。


 なんかもう、ぱったり、ガッツリ。今朝4時に起きたっていうのに全く持ってパソコンの前に座る気に慣れなかったわ。


 なるほどと思ったわね。本当に」


「そうだな、ばかやろ……」


「流石にそれ以上は怒るわよ?」


「怒ってるだろ」


「今日の夕飯がハンバーグなら怒ってない」


 ねぇねがそう言ってあたしの方を見ます。


 夕飯何にしようかなと思っていたので別にかまいませんが、なんか今日のねぇねは妙に子供っぽいなと言う気がしました。


 たぶん明日は晴れるでしょう。

 眠かったんです(血涙

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