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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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逃げ

 九月に入り学校も始まりました。大学生はまだ休みのようでお兄ちゃんは家にいました。


 それで、今日学校で言われて疑問に思ったことをお兄ちゃんい尋ねてみようと思います。


「ねぇ、あーにぃ」


 リビングで何やらぼーっとしているお兄ちゃんを見つけていつものように声を掛けます。


「どうした、妹よ」


「今日学校で勉強頑張れって言われたんだけど、どこまで頑張ったら頑張ったって言えるの?」


 テストで百点取ったらなんでしょうか? でもテスト前だといつまで勉強すればいいのかわからないんです。


 お兄ちゃんは少し考えて口を開きます。


「自分が頑張ったと思えればそれで頑張ったと言っていいだろう」


「でも、それじゃあ……」


「と、言う人もいるだろう」


 あたしが意見を言おうとしたところで、お兄ちゃんがそういって続けるので、あたしは耳を傾けます。


「やってみた結果、思った通りの結果が出ないと頑張ったとは言えない。と、言う人もいるだろうな」


 そのどちらかを自分で選べって事なのでしょうか? でも、そうだとしてもそれはそれで迷ってしまいます。


「あーにぃはどう思うの?」


 あたしが尋ねると、お兄ちゃんは答えます。


「妹は小学生なんだから、そんな難しいことは考えずちゃんと宿題だけやっておけばいいんじゃないか?」


「そうかな?」


「そうだろ」


 何か話をそらされた気がしますが、とりあえず先に宿題をすることにしました。

 頑張るについての結論は先送りにさせてください……orz

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