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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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時間

「ねぇあーにぃ」


 今の時刻は午後の二時過ぎ。どこかに遊びに行こうかなと思い時計を見たときに思うことがあったのでお兄ちゃんに声を掛けます。


「どうした、妹よ」


 いつものようにお兄ちゃんからの返事を聞いてあたしはもう一度口を開きます。


「あたしは二時を過ぎちゃうと何となくもう一日のほとんどが終わった気がしてお出かけするか迷うんだけど、あーにぃもそうなの?」


 あたしが問うとお兄ちゃんは少し考えてから口を開きます。


「そうだな。もう少し時間としては遅いかもしれんが二時から三時ってところだろう」


 それを聞いてあたしは別の疑問が浮かびます。


「どうして、そんな風に感じるのかな?」


「それは俺と妹が似たような生活を送ってきたからだろう」


 それは質問の趣旨とか少しズレている答えのような気がしましたが、どの道あたしには何を言いたいのかわからなかったので、何も言うことはできませんでした。

夕方とかも人によって違いますよね

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