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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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友達

 あたしには沢山の友達がいます。


 と言うよりも学校で仲良くしてくれる人は、皆友達だと思っています。


 そんなある日、あたしはその友達の一人に「桃と冬華ちゃんって本当の友達みたいだよね」と言われてしまいました。


 その時は「でしょー」と笑顔で返したのですが学校帰りの今その事が妙に気になってきました。


 確かに冬ちゃんとは友達だと思っていますがその子だって友達だと思っていたんです。


「ねえ冬ちゃん、本当の友達って何だと思う?」


「それをわたしに聞くんだね」


 冬ちゃんは少し呆れたように言いますが冬ちゃんだからこそ良い答えが返ってくるんじゃないかと思っています。


 冬ちゃんは少し考えてからあたしに「そもそも友達ってなに?」と尋ねてきます。


 でも友達は友達じゃないでしょうか? そう伝えると冬ちゃんは「説明はできないでしょ?」と返してきました。


 言われてみると上手く説明出来る気がしません。


「大切なのは本当の友達って言葉じゃなくてその人とどんな関係にあるのかじゃないかな?」


「例えば冬ちゃんがうちに遊びに来てくれる事とか?」


 「ま、まあそうだね」と冬ちゃんが照れるのを見ているとなるほどこれが友達かと思ってしまいました。

 前回予約忘れてたorz

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