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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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ペン回し

 さっきの授業中、ペン回しをしていた男子が何人か先生に怒られていました。


 確かに授業中にペン回しをするということはそれだけ授業に集中していなかったと言うわけです。


 それに失敗したときに大きい音もなりますし、ともすると飛んでいったペンが誰かに当たって危ないですが、それでもペン回しが出来る人は普通にすごいなと思います。


「冬ちゃんもそう思わない?」


 冬ちゃんに尋ねてみて思ったのですが、冬ちゃんならペン回しくらい楽々やってのけそうな気がします。


 しかし、冬ちゃんは少し拗ねたような顔をして「そうかもね」と言いました。


「どうしたの?」


 その反応がちょっと可愛くはあったのですが、それはそれで予想外で気になったので尋ねてみます。


「わたしが今まで行った学校でもだいたいペン回しが流行ってたんだけど、何度練習しても結局できなくて諦めたんだよ」


 そう言っている冬ちゃんの視線は、休み時間だからと思う存分ペン回しをする男子の方へと向いていました。

 何回やっても出来なかったなぁ………

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