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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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判断

 あたしの家では基本的にあたしが家事をしています。


 昔はお兄ちゃんに任せっきりだったので、その恩返しのつもりです。


 ですが、今日は学校の宿題が終わりそうにないので洗濯をお休みしています。


 お兄ちゃんはリビングでテレビを見ています。内容は、現代のマナーがどうとか。


「なぁ、妹よ」


 急にお兄ちゃんに声をかけられてドキリとしてしまいます。


「ど、どうしたの。あーにぃ」


 動揺を気づかれないように、返事をします。


「今日は洗濯しないんだな」


「う……」


 頭の中にいっぱい言い訳が浮かびます。一日くらい洗濯しなくても大丈夫とか、この宿題はやらないと先生に怒られるからとか。


「……ごめんなさい」


 でも、気がついたら謝っていました。


 お兄ちゃんに怒られるかもと思って目を瞑っていると、


「んー……まぁ、よかった」


 と、よくわからない事を言われ思わずキョトンとしてしまいます。


「あーにぃどういうこと?」


「これが年をとるということなのか、単に人間性の違いなのかってことだな」


 お兄ちゃんはなおもよくわからない事を言ってきました。


 そんなお兄ちゃんの向こうで、有名人の人が『セーフ』と書いた札を上げていました。

実はだいぶ前から考えていた話。


いつにもまして意味分かりませんよね。


でも、姫崎が何か言いたかったんだなと思っていただけたら幸いです

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