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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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時計その1

 わたしは時計という物が好きです。何よりアナログ時計における秒針が、カチリ、カチリ……とリズムを刻むのを聞くのが好きです。


 時にはそのリズムを無意識に数えてしまうこともあります。


 百を超え二百を超え。その数が千を超えることもあります。


 羊を数えているわけではなく特に眠くはならない――そもそも羊を数えても眠くならない時は眠くならないと思うのですが――ので終わるときはたいてい自分は何していたのだろうという反省で持って終わります。


 たとえデジタル時計であっても秒数が表示してあればそれも好きです。と、言うよりも一秒一秒を明確に教えてくれる時計が好きです。アナログの時計でも秒針がなかったり秒針がすうっと回ってしまったりするものはあまり好きではないと言えます。


 その理由は単純でちゃんとわたしの中の時間が皆と変わらずに動いていると分かるから。普段一人でいることの多かったわたしはどうしても退屈でいる時間が多かったし、一秒一秒数を数えることだって暇つぶしに行っていました。


 そんなわたしですが、最近は時計の音を聞くことも少なくなったと思います。理由は言わずもがな。


 それでも、たまには時計の音に耳を傾ける時間を作っていこうなんて考えたのは久しぶりに意識して聞いた時計の音が穏やかだったからでしょうか。

その1なのでその2があります。3はたぶんないですが、やろうと思えばその4まで行く気もします。

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