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妹と兄、ぷらすあるふぁ  作者: 姫崎しう
いちねんめ
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行き帰り

 お兄ちゃんとデパートまで買い物に来ていた時です。お兄ちゃんが本屋に行きたいと言ったとき丁度トイレへの道を示す看板があったので、お兄ちゃんに先に行ってて貰ってあたしはトイレに向かいました。


 初めはすぐにつくと思っていたのですが、看板を見ながら真っ直ぐ行くと次は右に曲がりそれからしばらくして今度は左に曲がるように矢印が現れます。


 歩き始めてからどれだけの時間がかかったのかはわかりませんが、ようやくトイレに着いた時、あたしは少し疲れてしまいました。



 次はその帰り道、周りの様子を見ながら本屋さんへと向かいます。本屋さんはお兄ちゃんと分かれたところの近くにあるのでとりあえずはそこまで歩きましたが、全く同じ道を通ってきたはずなのに行きほど疲れることはありませんでした。


 それから本屋さんに入ってお兄ちゃんを見つけて問いかけます。


「ねえ、あーにぃ。行きと比べて帰りの方が楽に戻ってこれたんだけどどういうことかな?」


 お兄ちゃんは並べられた本を眺めながら口を開きました。


「そりゃ、目的地が分かってたからだろ」


 あたしはそれを聞いてそういう物かと一瞬納得しかけましたが、よく考えなくても行きだってトイレに行きたかったのですから目的地は解っているはずです。


 しかし、お兄ちゃんはそれ以上このことに関して答えてくれませんでした。

※方向音痴はこの限りではない


後何㎞っていう看板は割と大事。

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